Published 2022/04/01 16:52 (JST) Updated 2022/04/01 20:19 (JST) ウクライナのセルギー・コルスンスキー駐日大使は1日、日本記者クラブで会見し、日本の国会議員に向けた演説でゼレンスキー大統領が軍事支援を求めなかったことについて「われわれは(戦力不保持などを定めた)憲法9条や政治環境を認識している」と述べ、日本の立場への配慮があったとの見解を示した。 ゼレンスキー氏は米欧諸国の議会に向けた演説で武器供与を強い口調で要求したこともあったが、日本へは対ロシア制裁の継続などの要請にとどめた。 コルスンスキー氏は国連改革について「なぜ残虐な侵略者であるロシアがいまだに安全保障理事会の常任理事国なのか理解できない」と批判した。