今の野党には俺たちが政権を取るという迫力がない。政権を取ったら俺たちがこれをやる、というのが出てこない。ノミが食うみたいに、ちょこちょこ批判しているだけではだめだ。「日本をどうするか」を出さなければならない。自民党もこういう時は若手の出番だ。年功序列をやってはいけない。 しかし、どうも今の政治家はにおいもしなければ味もしない。日本全体が蒸留水のようになっている。そのことが残念だ。ただ岸田文雄首相は菅氏が退陣を表明する前に、菅氏に挑戦し、辞めろと言った。そこは度胸があった。 三本足が安定する 衆院選の結果がどうなるかはわからない。しかし自民党、公明党だけの連立ではダメだ。たとえ、自公で過半数の議席を獲得したとしても、もう一党加えて連立政権を作るべきだ。政権は二本の足よりも三本の足のほうがいい。安定する。 私は自社さ政権を経験しているが、3党のほうがやりやすい。国民民主党の玉木雄一郎代表には「