米ミネアポリスで12日、吹雪で屋根がぺしゃんこになったメトロドーム=AP 【ニューヨーク=田中光】米中西部ミネソタ州ミネアポリスのドーム式球場「メトロドーム」で12日未明、空気圧で膨らませていたガラス繊維製の屋根が猛吹雪で破れ、全体がぺしゃんこになった。AP通信などが伝えた。元々は冬でもプレーができるようにと建てられたが、老朽化が指摘されていた。 ミネアポリスでは10日夜から11日夜にかけて43センチの積雪があった。本拠地にしている米プロフットボール(NFL)のバイキングスが12日に予定していた試合は13日にデトロイトで行われることになった。ドーム側は次の試合が予定されている20日までには修復が間に合うとしている。 東京ドームのモデルにもなったメトロドームは1982年にオープン。屋根がつぶれたのは83年以来という。