オランダ・フリッシンゲンの教育施設を訪問し、学生と話すディック・スホーフ首相(中央、2024年9月4日撮影)。(c)Remko de Waal / ANP / AFP 【9月14日 AFP】オランダのディック・スホーフ(Dick Schoof)首相は13日、同国史上最も厳格な移民政策を発表するとともに、来週には欧州連合(EU)共通の難民庇護制度からの離脱を要請する方針を示した。 ヘルト・ウィルダース(Geert Wilders)党首率いる極右、自由党(PVV)主導の4党連立政権は、「難民危機」を宣言し、国境管理をはじめとする一連の厳格な措置によって移民の流入を抑制する意向を明らかにしている。 スホーフ氏はハーグ(The Hague)での記者会見で、今後3年間の政府計画を発表。「わが国は大規模な移民の流入に耐え続けることはできない」「国民は難民危機に直面している」とし、「よって近々、移民・難