発売日が12月5日だったので、きっと一定数の中国在住邦人もこの週末に読んだと思うんだけど、わたしも読んだ。綿谷りさの「パッキパキ北京」。 わたしはKindleなので白黒ですが、単行本のカバーはEテレの今年版の「テレビ中国語!ナビ」のセットみたいな、ブラック&ネオンな感じ。 芥川賞を取った「蹴りたい背中」しか読んだことがなかったのですが・・あれがもう20年前なんだ。受賞作を書いた時、作者はまだ19歳で、当時「サイネンショウ・アクタガワショウ・ジュショウ(最年少芥川賞受賞)」と何度もメディアが言っていたのを覚えている。 そういう言われ方に本人はうんざりしていたんじゃないかと思うけど(知らないけど)、20年経った今も書き続けていることで「19歳」に大騒ぎしていた人たちよ見たかフフン、思っているかもしれない。わたしもどちらかというと「おお19歳」と思って本を手に取った側なので、これを機にちがう本も