復讐が放任されていた中世日本 あの一休さんも二度自殺未遂で 「指腹/さしばら」 縁もゆかりもないお尋ね者を匿うわけ 掠奪刑・アハト刑。 落武者狩り 中世の占有屋「押蒔き」「押植え」 「獄前の死人、訴えなくんば検断なし」。自害は究極の訴願形態。自殺未遂でゴネちゃう一休さん。貧民がヒルズで大掠奪。押売りならぬ、押植え。 喧嘩両成敗の誕生 (講談社選書メチエ) 作者: 清水克行 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2006/02/11 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 4人 クリック: 50回 この商品を含むブログ (37件) を見る 復讐が放任されていた中世日本 失われた名誉や財産を公権力に頼らずに自分で回復すること、これを法制史用語で「自力救済」という。日本中世の公権力は、この自力救済を必ずしも好ましいものと考えていたわけではなかったが、おおむねその行為を一般的慣習に従って黙認し