仮想データセンターの設計に焦点を当てたvirtualization.infoの新コラムのスタートだ。 仮想アーキテクトの仕事はIT部門全体で最も複雑なものの1つかもしれない。仮想アーキテクトとして成功するには、ストレージの詳しい知識と、ネットワークエンジニアやサーバ管理者のスキルを持ち、高度な自動化テクニックも堪能でなくてはならない。高いレベルで概念的に考え、個々のコンポーネントの関連を理解する力こそが、シニアエンジニアと正真正銘のアーキテクトとを分けるのだ。 Virtualization Congress 2009で解説したように、仮想インフラ(VI)の構築には、幅広い技術の活用が必要だ。VI全体を構築する際は、ワンストップでそろうベンダーと取り引きをするのが最も簡単な調達方法である場合が多いが、それでは 理想的なソリューションは生まれにくい。本コラムは、VIの重要なコンポーネントのつな