2008年01月18日22:42 カテゴリ地域経済 若者の姿が消える地方の街。 「ほんとに成人式があったのか?っていう感じですよ」。居酒屋の店長さんが言ってます。かつての1月といえば、都会から帰ってきた若者が繁華街へと繰り出し、派手なクルマが同じ道をグルグル回っていたもの。いまは、せいぜいカラオケが満杯になるぐらいで、ひっそりとしています。ガストやタリーズのような店では、人がいても滞在時間が長いから、いっけん客が入っているように見えても回転率が落ちているようです。 コーヒー豆を買うお客さんだと、昔はCDショップや書店の袋を手に持っている人が多かった。最近は、どちらの袋も見かけません。10年前には、ギターやベースを肩から提げた高校生が歩いている姿を毎日のように見ましたが、いまは駅前のライブハウスもキャバクラに変わりました。すでに地方の街は、若者にとって魅力ある場所ではなくなったかのようです。