ドジャース大谷翔平投手(30)が前人未到の「50本塁打、50盗塁」を達成した際のホームランボールの所有権を巡る訴訟で、フロリダ州の裁判所は競売開始の許可を出したと26日付のESPN電子版が伝えた。 大谷が50号本塁打を放ったのは19日の敵地マイアミでのマーリンズ戦。この試合で3本塁打を放ち、2本目で50本に到達し「50-50」を達成した。その50号ホームランボールは現在、米オークションサイト「ゴールディン・オークションズ」で27日(日本時間28日)から競売にかけられることになっている。 だがフロリダ州に住むマックス・マタスさん(18)ら複数人のグループが、50号ボールの正当な所有権を持つと主張し訴訟を起こした。訴状は「ボールは不正なやり方でマタスから奪ったもの。マタスはボールを左手でキャッチすることに成功し、それをキープしようとしたが、体格のいい年配の男性に左手を両足で押さえ付けられボール