組織で利用するアプリケーションやシステムが増えるとともに、シングルサインオン(SSO)の需要も増えています。このページでは、対象システムに合わせて最適なSSOを選べるよう、方式の種類とその違い、仕組みについて解説します。 シングルサインオン(SSO)とは、1回の本人認証で、複数の異なるアプリケーションやシステムを利用できる認証の仕組みのことです。 システム毎のログインの手間やパスワード忘れに伴う負荷を最小限に減らせるので、利便性を求めるエンドユーザーからの実装要望が多いだけでなく、管理者にとっても、複数パスワードを覚えきれないユーザーへの対応負荷や、パスワードのメモ書きによる流出といったリスクを低減する効果が期待できます。 SSOの仕組みはSaaS版、オンプレミス版どちらでも実装できます。実装方式は複数あり、自社のSSO対象システムの対応環境によって選ぶことができます(下の表を参照)。 例