iPad発表の翌週、ソフトバンクモバイルは新会社「ビューン」を設立。定額・低料金で30を超える新聞・雑誌の一部が購読できるサービスを発表した。このサービスの狙いと特徴、そして課題について考察してみたい。 31種類の新聞・雑誌を500円未満でまとめ読み アップルの「iPad」が発売されたことにより、電子書籍や電子雑誌に対する注目がにわかに高まっている。そうした中、iPadを販売しているソフトバンクモバイルが新会社「ビューン」を設立、同名のサービスを6月1日に開始すると発表した。 これは、新聞・雑誌・動画ニュースなど紙やテレビで提供されているコンテンツを、まとめて、かつそのままの形で閲覧できるというサービス。対応しているのはソフトバンクモバイルの携帯電話とiPhone、そしてiPadである。 ビューンで提供されるのは13社の31コンテンツ。新聞や動画もあるが、最も数が多いのは雑誌で、「AERA