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ブックマーク / kotobank.jp (26)

  • ホモ・ルーデンスとは? 意味や使い方 - コトバンク

    「遊戯する人間」の意。オランダの文化史学者 J.ホイジンガの提唱した概念で,著書『ホモ・ルーデンス-遊戯における文化の起源』 (1938) は,遊戯思想史上一時期を画した。従来,遊戯は文化のなかから出てくるものであり,文化のほうが上位概念であると考えられていたが,ホイジンガはこの考え方を逆転させて,原初から文化は遊戯のなかに,遊戯として発達するという画期的な主張を提出した。そしてヨーロッパ諸国だけでなく,インド,中国,日など東洋をも含めた遊戯概念の言語学的,文献学的,歴史的考察を試みたが,彼の遊戯観の特徴は,遊戯のもつ対立的性格に注目し,遊戯と競技との根源的な関係を認めているところにある。しかし,彼は遊戯の文化史的考察に重点をおいているため,現代の遊戯を来の遊戯の形骸化とみ,いわゆるプロ・スポーツを白眼視したり,また社会における遊戯の変質に目を向けない面があり,この点で R.カイヨアら

    ホモ・ルーデンスとは? 意味や使い方 - コトバンク
    castle
    castle 2021/03/11
    「従来,遊戯は文化のなかから出てくるものであり,文化のほうが上位概念であると考えられていたが,ホイジンガはこの考え方を逆転させて,原初から文化は遊戯の中に,遊戯として発達するという画期的な主張を提出」
  • 域外適用(いきがいてきよう)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    … (3)管轄権の重複と抵触 現行のように,企業活動が広く国際的に行われている時代においては,国家法による企業規制は必然的に重複し,ときには2国の法が同一行為に対して適用されることがあり,また,この両法の規制が相互に矛盾していることなどがある。これが独禁法等にみられる〈域外適用〉である。これについては,各国によってルールが異なり,いまだに統一的な原則が形成されていない。… 【渉外訴訟】より …刑事法や行政法の領域においてこれらの点をどう考えてゆくかは今後の問題であり,当面は自国裁判所における自国法の適用による処理のみが考えられている。その場合,独占禁止法や租税法に関してアメリカで最も顕著に見られる傾向として,広く外国の会社等に対しても自国のこれらの法規を適用しようとすること(域外適用)がなされる。けれども,国家管轄権の行使には一般国際法上一定の限界があるはずであり,その限界の画定をめぐり各

    域外適用(いきがいてきよう)とは? 意味や使い方 - コトバンク
    castle
    castle 2021/01/23
    「管轄権の重複と抵触~国家法による企業規制は必然的に重複し~2国の法が同一行為に対して適用されることがあり,また,この両法の規制が相互に矛盾している事などがある。これが独禁法等にみられる〈域外適用〉」
  • ストライサンド効果(すとらいさんどこうか)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    情報を隠そうとしたり削除しようとしたりした結果、かえってその情報を広い範囲に拡散させてしまう現象のこと。米国の歌手・女優のバーブラ・ストライサンドが、マリブにある自宅の空撮写真をインターネット上から排除しようとして裁判を起こしたところ、逆に注目を浴びるとともに、ネット上にさらに多くの写真が拡散するという結果を招いてしまったことに由来する。日では、口コミ情報サイトに投稿された批判的な記事を削除しようとした企業が、投稿内容よりもはるかに大きな批判を受ける結果に陥るなどして話題になっている。 (2017-8-31)

    ストライサンド効果(すとらいさんどこうか)とは? 意味や使い方 - コトバンク
    castle
    castle 2020/05/14
    「情報を隠そうとしたり削除しようとしたりした結果、かえってその情報を広い範囲に拡散させてしまう現象」「批判的な記事を削除しようとした企業が、投稿内容よりもはるかに大きな批判を受ける結果に陥るなど」
  • 法案が成立(ホウアンガセイリツ)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    ○法が成立 「法案」のように「案」がついているものは、まだそれが議会を通過していないことを示す。議案が議会に提案される時は「○○案」として提出されるが、その議案が審議され議会を通過(成立)すると「案」がとれる。

    法案が成立(ホウアンガセイリツ)とは? 意味や使い方 - コトバンク
    castle
    castle 2017/07/28
    「「法案」のように「案」がついているものは、まだそれが議会を通過していないことを示す。議案が議会に提案される時は「○○案」として提出されるが、その議案が審議され議会を通過(成立)すると「案」がとれる」
  • ロールモデルとは? 意味や使い方 - コトバンク

    「ロールモデル」とは、自分にとって、具体的な行動や考え方の模範となる人物のこと。人は誰でも無意識のうちに「あの人のようになりたい」というロールモデルを選び、その影響を受けながら成長するといわれます。 (2010/10/4掲載)

    ロールモデルとは? 意味や使い方 - コトバンク
    castle
    castle 2011/11/14
    「具体的な行動技術や行動事例を模倣・学習する対象となる人材。無意識のうちにロールモデルを選び、その影響を受け」「漠然と観察するのではなく、リーダーシップに関する何らかのモデルに基づき観察・考察する」
  • 国権論(コッケンロン)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    〘 名詞 〙 明治前半期における国家主義思潮。自由民権論に対して、国家の権力を拡張し、国家の支配こそ強化されるべきだとする立場で、民権運動の衰退に伴い優勢化した。⇔民権論。[初出の実例]「今や我邦に流行する国権論武備拡張主義の如きも」(出典:将来之日(1886)〈徳富蘇峰〉一五) 明治前半期の政治思想用語。国権主義と同一に用いられる。国権とは国家の権力または国家の統治権を意味するが,明治維新後,〈民権〉の語とともに,これに対抗する形で登場した。また,内治派に対して国権派などとも使用された。民権論が,人民の権利や自由が保障されて初めて国家の権力が強化・伸張される,としたのに対して,国権論は,国家の権力が強化されてこそ人民の権利や自由が保たれる,と主張するものである。しかし,国権論と民権論は必ずしも図式的に明分した形で展開されたわけではなかった。福沢諭吉の初期の思想に見られるように,個人の独

    国権論(コッケンロン)とは? 意味や使い方 - コトバンク
    castle
    castle 2011/11/14
    「明治前半期の政治思想用語。民権の対語で国家の権力(国権)が強化されてこそ人民の権利・自由(民権)が保たれると主張。内政では人民の基本的権利抑制,対外的には欧米との不平等条約解消,征韓論等として現れ」