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ブックマーク / dankogai.livedoor.blog (314)

  • 労働者の商品化の果てに - 書評 - 大搾取! : 404 Blog Not Found

    2009年07月14日22:00 カテゴリ書評/画評/品評Value 2.0 労働者の商品化の果てに - 書評 - 大搾取! 文藝春秋田中様より献御礼。 大搾取! Steven Greenhouse / 曽田和子訳 [原著:The Big Squeeze] いわゆる「ワーキングプアもの」の中で、書は集大成ともいえる。どれか一冊というのであれば、書が現時点における第一選択肢となるだろう。「ニッケル・アンド・ダイムド」のBarbara Ehrenreichをして、「これを読まなければ、今アメリカで実際何が起こっているのか知らずに終わることになる」と言わしめるのも当然だ。 書「大搾取!」は、現在の米国の労働者がどのような扱いを受けているのかを白日の元に晒すと同時に、それに対して何ができるのかを提言した一冊。前者であれば、前述の「ニッケル・アンド・ダイムド」や「貧困大国アメリカ」もすでにあ

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    castle
    castle 2009/07/15
    「実は経営者すら奴隷であるという冷酷な現実がある」「401kを通して彼ら(労働者)は資本家としてもふるまう事となった」「労働者が同士討ちに忙しかった」「資本家による搾取を許して来た労働者自身が悪かった」
  • 訃報 - Robert McNamara, 93 : 404 Blog Not Found

    2009年07月07日19:30 カテゴリNewsTribute 訃報 - Robert McNamara, 93 20世紀を形作った人物が、また一人。 livedoor ニュース - <訃報>マクナマラ氏死去 元米国防長官、ベトナム介入拡大 米メディアによると、ケネディ、ジョンソン米政権でベトナム戦争を指揮したロバート・マクナマラ元米国防長官が6日、死去した。93歳だった。 ベスト&ブライテスト David Halberstam / 浅野輔訳 [原著:The Best and the Brightest] この人を語るには、やはりこのが欠かせない。邦訳は入手しにくくなっているようだが、原著は今も入手可能だ。あの国を形を知るのに、避けては通れない名著だ。そして、あの国の暴力を、いかにして避けるかを知るためにも。 こりゃ、いまの日には絶対作れないものだよなあ: [間歇日記]世界Aの始末書

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    castle
    castle 2009/07/08
    「なぜ米国人はまとまった時に強く、そして愚かになるのか。最も賢明なリーダーが、その賢明さを、暗愚な人々を賢明にするのではなく、暗愚な人々の望みをかなえる為に用いるからでは」「理性の誤りを感情が正した」
  • コドモ買うよりモノを買え! - 国際児童売買春をなくすには : 404 Blog Not Found

    2009年06月28日19:00 カテゴリNewsMoney コドモ買うよりモノを買え! - 国際児童売買春をなくすには そろそろこの話題について語っておくか。 『Santa Fe』を1年間で処分すべしとする与党案に驚く - 保坂展人のどこどこ日記 マスコミの注目を集めていたアグネス・チャンさんは、タイのチェンマイでビルマ(ミヤンマー)から売られてきた子どもたちが、いかに酷い扱いを受けているのか、また、いかに買春をされて写真を撮られているのか、その苦痛に満ちた訴えを情感を持って語った。 これを防ぐのに、 児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律 は、明日の方法のように見えて一昨日の方法でしかないので。 まず、児童ポルノの所持を禁止することによって、途上国における児童売買春が減るかどうか。 これが減らないことは、誰がそれらの国で子どもの性を買っているかを見ればわかる

    コドモ買うよりモノを買え! - 国際児童売買春をなくすには : 404 Blog Not Found
    castle
    castle 2009/06/29
    「(買う側の規制が)むしろ「国内で駄目なら国外で」というインセンティブを高めてしまう」「(先進国で)子ども達が「モノ扱い」されなくなったのは、子どもの「値段」がモノ扱いするにはあまりに高くなった」
  • 創造は想像するより簡単 - 書評 - 創造はシステムである : 404 Blog Not Found

    2009年06月22日18:30 カテゴリ書評/画評/品評Art 創造は想像するより簡単 - 書評 - 創造はシステムである 角川ONEテーマ21編集部より献御礼。 創造はシステムである 中尾政之 実に「創造的」な一冊である。著者の提起する、創造的な。 「実は創造という行為は大したことではなく、大したことではないゆえにシステマティックに行うことが可能であるという」著者の主張にそって書かれ、それゆえ気軽に読め、それでいながら「大して」創造的であるという一冊。 「生産性向上モノ」の中で、現時点におけるもっとも優れた新書ではないだろうか。 書「 創造はシステムである」は、「失敗は予測できる」の著者が著した創造術。 目次 - Amazonより。 第1章 創造は要求から 1 試しに創造してみよう 2 思いを言葉にしよう 3 創造を言葉で示すのは難しい 4 日の企業は以心伝心が大好きだった 5

    創造は想像するより簡単 - 書評 - 創造はシステムである : 404 Blog Not Found
    castle
    castle 2009/06/22
    「創造とは、自分が欲しい物事を(きちんと定義して)、自分の力で手に入れること」「コンスタントに創造する人は、パターンを持っている」「(システムは部品で出来ており)「部品」どおしの「干渉」を解決」
  • 正論即暴挙 : 404 Blog Not Found

    2009年06月19日17:00 カテゴリPsychoengineering 正論即暴挙 そう考えるあなたは、悪くない。ただ一点を除いて。 minori kitahara column: 京都教育大学の集団強姦事件 女は自由にセックスをし、自分がいいと思う相手に気軽に股を開いていいんです。男がうじゃうじゃいる空間に行くということは、「そういう期待」をする、ということだって、あるんです。それがなにか? いけないことですか? なんですか? 自己防衛? なぜ私たちが? 自分のチンコ一つコントロールできずに男性ホルモンに支配されている男こそ、まず自身のホルモンからの自己防衛を心がけるべきでしょ? ミニスカート大賛成。胸見せる格好大好き。肉系女子万歳。男を挑発上等。だけど、したくないことは、したくない。そんな簡単な理屈がなぜこうも通らないんでしょう。 頭が、悪い。 この「頭が、悪い」は「頭がいい」

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    castle 2009/06/20
    「倫理は法理にかなわない、法理は心理にかなわない、心理は生理にかなわない、生理は物理にかなわない」「(UC Berkeleyという大学の倫理的正論を唱える)彼/女たちの一人とて、夜道を一人歩きすることはなかった」
  • 「黒鳥」の正体 - 書評 - ブラック・スワン : 404 Blog Not Found

    2009年06月19日00:00 カテゴリ書評/画評/品評Value 2.0 「黒鳥」の正体 - 書評 - ブラック・スワン ダイヤモンド社より献御礼。 ブラック・スワン 不確実性とリスクのNassim Nicholas Taleb / 望月衛訳 [原著:Black Swan] 初出2009.06.17; 販売開始まで更新 私が言うのも変だが、邦訳を待ちわびていた人も多いだろう。私自身、前著「まぐれ」を読了後日をおかずして原著を入手して、「これはとてつもない。早く紹介したい」という気持ちを日まで抑えてきた。 上下分冊は残念だが、しかしこの表紙絵の美しさは原著を凌駕している。そして、単に美しいだけではなく、つがいとなることで書の質により近づいている。それぞれ1,890円というのはさらに残念だが、書を読了してなおそれだけの価値がないと感じるのは、価値感覚そのものが麻痺している人

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    castle
    castle 2009/06/17
    「「ブラック・スワン」とは、ほとんどありえない事象、誰も予想しなかった事象の意味」「贈り物にお城をもらっておいて、風呂場のカビを気にするような恩知らずになってはいけない。あなた自身が黒い白鳥なのだ」
  • 「ついカッとなって」から戦争まで - 書評 - 日本の殺人 : 404 Blog Not Found

    2009年06月10日00:10 カテゴリ書評/画評/品評 「ついカッとなって」から戦争まで - 書評 - 日の殺人 筑摩書房松様より定期便にて献御礼。 日の殺人 河合幹雄 老舗がこういうジェネリックなタイトルで出すは、ど真ん中(bullseye)かとんでもなく外すか(way off)のどちらかで、可もなく不可もなし(so-so)ということがまずない。書は間違いなく前者だ。今後「殺人」という現象を、書を読まずして語れなくなる、そういう一冊である。 書「日の殺人」は、タイトル通り、「人が人を殺す」という行為を、日という政府と、日人という人々がどのように行い、それをどのように受け止め、そしてそれに対してどのように振る舞ってきたかということを、粗にして漏らさずまとめた力作。 その力作ぶりは、目次を見れば一目でわかる。 目次 - 松様のmailより まえがき 第一章 殺人事

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    castle
    castle 2009/06/10
    「刑務所内での、受刑者の死亡事件、第三世界では軍や機動隊によるデモ鎮圧なども含めて、国家権力による市民の殺害として人数を数えれば、日本ほど少数の国はない。EU諸国の死刑廃止は、本物ではない」
  • 日はまた昇らずにはいられない - 書評 - 脱「ひとり勝ち」文明論 : 404 Blog Not Found

    2009年06月05日00:00 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 日はまた昇らずにはいられない - 書評 - 脱「ひとり勝ち」文明論 ミシマ社より献御礼。 脱、「ひとり勝ち」文明論 清水浩 初出2009.06.01; 販売開始まで更新 オビより - ジュンク堂書店池袋店 大内達也氏 素晴らしい、の一言に尽きる。 このはただのではない。という形を取った "未来"であり、希望である。 ぐぬぬ、台詞取られた。 まだ六月が始まったばかりなのに、六月のベストはこれで決まりではないかというほどのスゴ。「爆笑問題のニッポンの教養」で「ずいぶんtalkがうまい人だな」とは思ったが、speechはさらにそれを上回る。 書「脱、「ひとり勝ち」文明論」は、世界最速の電気自動車eliicaを作った著者が、中学生にもわかるぐらい簡単に、かつ博士でも納得せざるを得ないぐらい論理的に、冷静に熱弁を

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    castle
    castle 2009/06/02
    「Big3のうち2つが潰れた今、米国は遠慮なく「自動車電化」に邁進できる。その結果、Walkmanで起こったことが、日本車に起こることも十分ありうるのだ。iPod ならぬ iCar が世界を席巻しないと誰が言えようか」
  • 恐れのみを恐れよ - 書評 - リスクにあなたは騙される : 404 Blog Not Found

    2014年07月24日08:30 カテゴリ書評/画評/品評Psychoengineering 恐れのみを恐れよ - 書評 - リスクにあなたは騙される 早川書房東方様より献御礼。 リスクにあなたは騙される Dan Gardner / 田淵健太訳 [原著:Risk: The Science and Politics of Fear] 2009.05.25 初出 2014.07.24 文庫化につき更新 書こそ、今最も恐るべき一冊だ。 初の著作がこれだとは、著者恐るべき。 書「リスクにあなたは騙される」の原題は"Risk: The Science and Politics of Fear"、直訳すれば「リスク:科学と恐怖政治」となる。そう。書は、むしろ「機会」をも意味する「リスク」ではなく、恐怖というものそのものに関するなのだ。 目次 - Amazonより プロローグ 第1章 リスク社

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    castle
    castle 2009/05/26
    「理性ではなく恐怖で世界を動かした」「政治において決定力を持つのが「頭」よりも「腹(肝)」である以上、恐怖は科学よりも政治において意味を持つ」「恐れなければいけない唯一のものは、恐れそれ自体である」
  • 才能は誰のものか? - 書評 - 天才! 成功する人々の法則 : 404 Blog Not Found

    2009年05月11日00:05 カテゴリ書評/画評/品評Art 才能は誰のものか? - 書評 - 天才! 成功する人々の法則 講談社青木様より献御礼。 天才!:成功する人々の法則 Malcolm Gladwell / 勝間和代訳 [原著:OUTLIERS] 初出2009.05.10; 販売開始まで更新 ゲラの段階から拝読したので、紹介するまで少し待ちくたびれてしまった。改めてになったものも手元に届いたので、「404 Blog Not Found:プロが独り立ちするためのたった一つの条件」で予告したとおり、やっと書評を上げられてほっとしている。 結論だけ言えば、才能というものに対し、少しでも「なにかしたい」という思いがある人は、必ず目を通すべき一冊である。[続きを読む]を押す前に注文しても後悔しないということは折り紙をつけさせていただく。 書「天才! 成功する人々の法則」の原題は"O

    才能は誰のものか? - 書評 - 天才! 成功する人々の法則 : 404 Blog Not Found
    castle
    castle 2009/05/10
    「天才:本人の意思とも環境とも関係なく会得した才能/地才:環境によって会得した才能/人才:本人の意思により会得した才能」「地才が人才を育て、天才となる」「才を粗末にする社会を我々は大切にするだろうか」
  • 「コピーの天才」が天才になれない理由 : 404 Blog Not Found

    2009年04月07日23:30 カテゴリArt 「コピーの天才」が天才になれない理由 半分、正解。 天才になれる秘密 - teruyastarはかく語りき すなわち、0点。 天才も秀才も、コピーが上手でコピーしまくるが、一つだけ違いがある。 秀才は、それによって生じた「内なる違和感」を無視して、コピーし続けることが出来る。 天才には、それが出来ない。 天才は、その「内なる違和感」を得るがためにコピーして、そして内なる違和感と全面対決の末に今までなかったものを生み出す -- 生き残ることが、出来た場合は。 Thomas Edison - Wikiquote Genius is one percent inspiration, ninety-nine percent perspiration. トーマス・エジソン - Wikiquote天才は1%のひらめきと99%の努力からなる。 洋の東西を

    「コピーの天才」が天才になれない理由 : 404 Blog Not Found
    castle
    castle 2009/04/24
    「秀才はそれによって生じた「内なる違和感」を無視して、コピーし続けることが出来る」「天才はその「内なる違和感」を得るがためにコピーして、そして内なる違和感と全面対決の末に今までなかったものを生み出す」
  • 生命が「考える」命の値段 : 404 Blog Not Found

    2006年11月06日14:00 カテゴリValue 2.0 生命が「考える」命の値段 結局この問題でなぜ我々が苦しむかと言えば、現代人の考える命の値段と、生命の「考える」命の値段が違うから、ということになるのかも知れない。 partygirlの日記 - さくらちゃんと、途上国の子供の命の値段 では具体的にどうすればいいんだろう?生命が「考える」命の値段というのは、生命全体としての生存力(survivability)ということだ。個体の生死は問題にすらならない。ここでは「誰かが生き残る」ことが至上命題だ。「誰が」というのは問題ではない。 以前にも書いたが、同じ脊椎動物でも魚類はこの点において「優等生」だ。進化したものほど卵の数は多い。マグロなんて億のオーダーだ。しかも最初の「淘汰」は天敵ではなく共い。彼らがあずみを見たら、「え、共いは一回でいいの?」とか「あずみが生き残ったから爺の勝ち

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    castle
    castle 2009/04/16
    「生命が「考える」命の値段というのは、生命全体としての生存力ということだ。個体の生死は問題にすらならない。ここでは「誰かが生き残る」ことが至上命題だ。「誰が」というのは問題ではない」
  • 事実は小説よりも... - 画評 - テラ・ルネッサンス I : 404 Blog Not Found

    2009年04月16日06:00 カテゴリ書評/画評/品評 事実は小説よりも... - 画評 - テラ・ルネッサンス I インフィニティ木戸様より献御礼。 テラ・ルネッサンス I 田原実作 / 西原大太郎画 正直、を読み慣れた人であればあるほどカバーを見て引くだろう。 なにしろ「『心を育てる』感動コミック」である。 なんて文部省推薦漫画的な。 しかし、ここに描かれているのは、当のことなのである。くさい「芝居」ではないのだ。 作「テラ・ルネッサンス I」は、NPOテラ・ルネッサンスの理事長、鬼丸雅也が見た、少年兵の実態。その実態を見れば、「文部省推薦漫画的」から来る照れは地雷を踏んだ足のようにふっとんでしまう。 現在世界には 確認されているだけで、18歳未満の子ども兵が約30万人存在しています。 この子ども兵たちは、「単なる」「未成年の」「軍人」ではない。 それ以前に、「人」として扱

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    castle
    castle 2009/04/16
    「(子ども兵を「人」でなくすために)その子にとってもっともかけがえのないはずのものを、その子自身に奪わせる(殺害させる)」「(元少年兵達はビデオレターで知る)日本に年間三万三千人もの自殺者がいる事を」
  • こら!たまには実証しろ!! : 404 Blog Not Found

    2009年04月11日14:00 カテゴリPsychoengineering こら!たまには実証しろ!! うーん、なんて偉そうな回答。 2009-04-07 - こら!たまには研究しろ!! 「経済学者って何であんなに偉そうなんですか?」 2009-04-07 - こら!たまには研究しろ!!僕の仮説は経済学帝国主義みたいな意識.経済学帝国主義って言うのは,ざっくり言うと「進んだ理論的的基礎と分析・実証手法をもつ経済学」を「他の社会科学に注入しなければならない」っていう意識です. ここまであさっての方向に間違っていると、私何ぞは「これぞ愛すべき学者バカ」って愛おしさが増しちゃったりするんですが、余裕がなければ「偉そう」になるでしょうね、そりゃ。 で、なんで経済学者、特に日経済学者が偉そうなのかといえば、理由は単純。 自分の理論を、実証する人がいないから。 役人や政治家より正しいと主張するな

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    castle
    castle 2009/04/15
    「(日本の経済学者が偉そうなのは)自分の理論を、実証する人がいないから」「米欄:日銀が「では、あなたの理論をテストするために、今日、公定歩合を1%あげてみましょうか」なんてやってくれると思いますか?」
  • 資本主義の後ろ半分 : 404 Blog Not Found

    2009年04月13日20:00 カテゴリValue 2.0 資主義の後ろ半分 ああ、わかってない。 The rich under attack | The Economist ウォールストリート日記 : 業界批判:ウォールストリート不要論? 困ったことに、吊るし上げる方も吊るし上げられる方もわかってない。 問題は、だれがいくら貰っているんじゃないんだ。 問題は、どこにどれだけ遣っているかの方にあるんだよ。 このことは、自著でも指摘した。 「弾言」 P. 104 金持ちの最大の罪は、お金を使わないこと。 で、ウォールストリートの成金たちが、どこで金を遣ったか。 ウォールストリートなんですが、これが。 で、その金がさらにどこに行ったか。 それを知るのに一番手っ取り早いが、これ。 グリーン革命(上下) Thomas L. Friedman / 伏見威蕃訳 [原著:Hot, Flat and

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    castle
    castle 2009/04/15
    「金持ちの最大の罪は、お金を使わないこと。で、ウォールストリートの成金たちが、どこで金を遣ったか。ウォールストリートなんですが、これが」「金が増えるところにしか金を遣わないなんて文字通りの餓鬼の発想」
  • 命を吹き込む - 書評 - メイキング・オブ・ピクサー : 404 Blog Not Found

    2009年03月22日17:30 カテゴリ書評/画評/品評Value 2.0 命を吹き込む - 書評 - メイキング・オブ・ピクサー 早川書房小都様より献御礼。 メイキング・オブ・ピクサー David A. Price / 櫻井祐子訳 [原著:The Pixar Touch: The Making of a Company] 必読、必読、必読。 ピクサーという会社の生み出すものに、なぜ魂があるのかが、これでわかる。 ピクサーという会社に、なぜ魂があるのかが、これでわかる。 そして魂を見失いつつあるあなたは、その過程で失いかけた魂を再び見つけるだろう。 書「メイキング・オブ・ピクサー」は、タイトルどおり Pixar の物語。スティーブ・ジョブスとアップルに関しては、すでにあまりに多くの物語が書かれ、今後も書かれると思われるが、アップルに勝るとも劣らない、ジョブスのもう一人の「子」であるピ

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    castle
    castle 2009/03/23
    「ピクサーの作品の共通項を取り出すと、「大人の事情」との戦い。だから作品が子供向けなのに、むしろ大人が感動してしまう」「いかにして Hungry でありつづけたのか。いかにして Foolish でありつづけたのか」
  • 書評に代えて - クラウドとブラウザーの関係 : 404 Blog Not Found

    2009年03月18日18:00 カテゴリ書評/画評/品評iTech 書評に代えて - クラウドとブラウザーの関係 各出版社より献御礼。 クラウドの衝撃 野村総合研究所 城田真琴 クラウド グーグルの次世代戦略で読み解く 2015年のIT産業地図 小池 良次 クラウドコンピューティングの幻想 エリック・松永 ちょうどいいタイミングで、 「最速ブラウザ」争いは無意味だ - ITmedia アンカーデスク という記事もあがっている。ので、ここではこの三冊を紹介しつつ、クラウドコンピューティングについて私がどう思っているのかを述べておくことにする。 まず、クラウドコンピューティングとは何かから。 クラウドコンピューティング - Wikipedia クラウドコンピューティング(cloud computing)とはインターネットを基にした新しいコンピュータの利用形態である。ユーザーはコンピュータ

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    castle 2009/03/19
    「クラウドコンピューティングを普及させたかったら、ブラウザーをまっとうにせよ。Googleはそれがよくわかっている。(Microsoftは)わかっているとは言えない。そしてそれが10年後の業界地図を決定するはず」
  • ムハマド・ユヌス語録 : 404 Blog Not Found

    2009年03月15日18:30 カテゴリ翻訳/紹介書評/画評/品評 ムハマド・ユヌス語録 というわけで、日は早川書房様のお招きで以下に行ってまいりました。 ノーベル平和賞受賞者ムハマド・ユヌス氏来日記念セミナー アカデミーヒルズ 最新著作『貧困ない世界を創る〜ソーシャル・ビジネスと新しい資主義〜』の邦訳版が刊行されたばかりのユヌス氏に、ソーシャル・ビジネスのコンセプトから実践面、そしてその拡大によって世界を変える道筋までを語っていただきます。 とてつもない人による、とてつもないセミナーでした。 以下、その語録。惰訳にご留意のほどを。 貧困のない世界を創る Muhammad Yunus / 猪瀬弘子訳 [原著:Creating a World Without Poverty] 早川氏の紹介の中で、銀行家(banker)というのがなくてよかったか。今日日バンカーは嫌われ者もいいところです

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    castle
    castle 2009/03/19
    「金儲けのために金儲けするのは理屈にあわない。世界をよくするために金儲けするのならあう」「社会ビジネスの目的は幸福の最大化。あるいは苦痛の最小化」「雇用を求めるな。自分を雇用しよう」
  • いっそ東大と京大だけにしちゃったら? : 404 Blog Not Found

    2009年03月04日18:30 カテゴリArt いっそ東大と京大だけにしちゃったら? 案の定、[これはひどい]タグが付きまくりなのだけど、ちょっと待った! 国立大学の統廃合私案 - Chikirinの日記 で、ふたりで「国立大学って何校必要?」ってのを勝手に考えた。そもそも現時点で何校あるのかも知らなかったので文部科学省のサイトの一覧を一緒に見ながら考えた。もしこの提案が、 北海道大学=とりあえずここを中核大学として残す。 北海道教育大学=北大に統合 帯広畜産大学 =北大に統合(キャンパスは残す。畜産は北海道で研究する必要がありそう。) 旭川医科大学 =北大に統合。北大の医学部と何かが大きく違うなら抗弁してね。 室蘭工業大学 =廃校(名前が“時代の産業”を表しているよね。) 小樽商科大学 =廃校(名前が“時代の産業”を表しているよね。) 北見工業大学 =廃校(名前が“時代の産業”を表して

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    castle
    castle 2009/03/05
    「(学部レベルやスクールレベルでの)互換性の確保の手段として、「東はみんな東大、西はみんな京大」というのは悪くなさそうな手段ではある。少なくとも学歴に対する偏見というのは、成立しようがなくなるだろう」
  • 現代インドの阿Q正伝 - 書評 - グローバリズム出づる処の殺人者より : 404 Blog Not Found

    2009年02月16日19:00 カテゴリ書評/画評/品評 現代インドの阿Q正伝 - 書評 - グローバリズム出づる処の殺人者より 文藝春秋より献御礼。 グローバリズム出づる処の殺人者より Aravind Adiga / 鈴木恵訳 [原著:The White Tiger] 時にフィクションは、深く鋭く現実を描き出す。事実は小説より奇であるのと同じぐらい、小説が事実より真であることもあるのだ。 書「グローバリズム出づる処の殺人者より」は、ブッカー賞を受賞した、フィクションより真なノンフィックション。書が描きだしている真は、インドの現実だ。 文藝春秋|グローバリズム出づる処の殺人者より(アラヴィンド・アディガ) グローバル経済の波に乗り、光を浴びるインド。だがそこには暗く淀んだ闇が??。 貧困の村に生まれ、その才覚により富裕な街バンガロールで起業家の従僕となった男。究極の格差社会をのしあ

    現代インドの阿Q正伝 - 書評 - グローバリズム出づる処の殺人者より : 404 Blog Not Found
    castle
    castle 2009/02/24
    「この国の貧乏人がみんな苦戦している闘いに、わたしは勝利しませんでしたか?父親が受けた鞭を自分は受けまいとする闘い、名もない死体の山にまぎれて母なるガンジスの黒い泥の中で朽ちるのをこばむ闘いに」