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ブックマーク / babitto.hatenadiary.org (8)

  • 2010-02-13 - babittoのアニメ日記 涼宮ハルヒの消失

    涼宮ハルヒの消失 上映時間162分。あっと言う間と表現するには長する時間なのだが、実際に観てきた感想としてはホントにあっと言う間。ダレる事も間延びを感じさせる事もなく、一つの物語として十二分に満足させられる出来だった。 特筆して挙げられるのは物語への没入感。劇場版ともなると、モブと呼ばれる群衆にまで行き届いた作画が観る者を楽しませてくれるものだが、この作品はそれに留まらず、そのモブを意図的に際立たせる事で、誰もが体験してきただろう賑やかで楽しい学園生活から、一転して向けられる改変後の周囲の冷ややかな視線と、キョンの置かれた状況をとても分り易くまた効果的に演出してみせている。 些細な日常の違和感から現れた改変された世界。ただ一人残されてしまった孤独感と、そんな中で見つけた長門が残してくれたたった一つの手掛かり。ここまで来ると完全に感情移入させられてしまって、スクリーンからは目が離せなくなって

    2010-02-13 - babittoのアニメ日記 涼宮ハルヒの消失
    castle
    castle 2010/02/15
    「モブを意図的に際立たせる事で、誰もが体験してきただろう賑やかで楽しい学園生活から、一転して向けられる改変後の周囲の冷ややかな視線と、キョンの置かれた状況をとても分り易くまた効果的に演出してみせて」
  • 2010-02-07 ハートキャッチプリキュア! 第01話 - babittoのアニメ日記

    おジャ魔女どれみなデザインと水樹奈々主演で話題のプリキュア新シリーズ。 ここまでのシリーズとは一線を画す、戦うヒロインにはまるで向かない、地味で引っ込み思案な性格の主人公つぼみのキャラクターが面白い。逆に相方であるえりかの方が、パワフルでマイペースとヒロインらしい性格であったりと、過去のシリーズとの変わりようや変化にまず興味を惹かれる。 そして変わりたいというヒロインの内面アピール。もともと変身少女モノには、根底に変身願望というものが強く流れているものなのだが、今作のプリキュアはそれを全面に押し出しているかのよう。 実際に「自分を変えたい」という気持ちを持っているつぼみだけでなく、えりかの方にもファッションモデルの姉という、ややコンプレックスに見えるような部分が垣間見えるようになっていたり。お話としても、形式的なバトルを次回に持ち越す事で、興味を引くと共にヒロインであるつぼみの「変わりたい

    2010-02-07 ハートキャッチプリキュア! 第01話 - babittoのアニメ日記
    castle
    castle 2010/02/07
    「戦うヒロインにはまるで向かない、地味で引っ込み思案な性格の主人公」「変わりたいというヒロインの内面アピール。変身少女モノには根底に変身願望が強く流れている」「”こころの花”というセラムン的な構造」
  • CLANNAD AFTER STORY 第22話 2009-03-13 - babittoのアニメ日記

    CLANNAD AFTER STORY これは物語上の出来事と解釈するよりも、ゲームのルート構成を下地にトゥルーエンドへ真っ直ぐに進んだ完結編、として観るべきなんだろうなぁ。 構成の流れとしては「渚の死の前にまで時間が巻き戻った」のではなく、「渚の死を受け入れてもう一人の朋也でもあった父親との問題を乗り越えた」からこそ、その先にあった完全なる幸せ、ハッピーエンドがようやく訪れたんだと。物語上の奇跡ではなくて、美少女ゲームが持っているパラレル性をそのまま持ち込んだような形。と言うよりも、ゲームと切り離せなかったからこその妥協点なのかも。 幻想世界の少女との同一さを匂わす汐。そんな汐と唯一、友達として仲良くなろうとするのが、以前に意識だけで街に存在していた風子。かつて両親の居なくなった家で絶望していたことみに、街の桜を守るために懸命になっていた智代。そして街に命を救われたという古河家の娘である

    CLANNAD AFTER STORY 第22話 2009-03-13 - babittoのアニメ日記
    castle
    castle 2009/03/15
    「真っ直ぐなまでの現実肯定」「こういったコンプリート作業は能動的なゲームだからこそ達成感と共に感動を得られるのであって、受動的な映像メディアでは仕掛けとして働かずお仕着せがましい神の手に見えてしまう」
  • 2009-01-14

    鋼殻のレギオス 移動都市を舞台にした学園バトルファンタジー作品。ファンタジー世界はただでさえ説明が多くなりがちなのに、都市の外と中の両方にまで手を出した上、十数人に渡るキャラクターまで一気にみせるといったかなり容量オーバーな内容。 それに加えて、回想の挿入で時間軸が移動したり、物語の視点があっちこっちに飛ぶなどするので、なんとも分かり辛い。人称を意識せずシーンのみを並べて映像化するのは、ノベル作品がアニメになって失敗する一番のパターンのような。全てが客観的に描かれてしまうので、周囲の状況や説明が頭に入ってこない。 見せ場を用意しただけあって作画レベルは高く、バトルに関してもスケールの大きさを感じる迫力のある出来。声優陣も今期一、二を争う豪華さで、音楽にはあの浅倉大介が参加と、期待の大きさが伺える。 後はこの混乱を早々に解決してくれれば楽しめる内容になってくるとは思うけど。 鉄腕バーディー

    2009-01-14
    castle
    castle 2009/01/15
    「人称を意識せずシーンのみを並べて映像化するのは、ノベル作品がアニメになって失敗する一番のパターンのような。全てが客観的に描かれてしまうので、周囲の状況や説明が頭に入ってこない」
  • 2008-12-01

    たまたまがやって来たインデックスを捕まえて、それが目的だとはなんとも間が抜けたお話。まぁ3年も熱心に研究して、インデックスにつかれたウソを見破れないのだから仕方ないか。 それにしても、なんでこう段取りというものが欠けているだろ。インデックスの前に現れるまでの過程はちゃんとするべきだし、健気に生きていたというインデックスとの出会いを描けば、もっと感情移入の出来る話になっていただろうに。ただセリフで捲くし立てられるだけじゃ、幼女に入れ込んだ変態にしか見えないよなぁ(笑) 指令がバカやって参加しない作戦に、身内の失敗談を持ち込むってのはどうなんだろう。なんとも微妙な按配。お仕着せがましいサービスシーンと合わせて、なんともやっつけ感のある内容に思えてしまった。

    2008-12-01
    castle
    castle 2008/12/01
    「段取りというものが欠けている。健気に生きていたというインデックスとの出会いを描けば、もっと感情移入の出来る話になっていただろうに。セリフで捲くし立てられるだけじゃ幼女に入れ込んだ変態にしか見えない」
  • マクロスF 最終話 - babittoのアニメ日記

    歌とCG以外に引き出しを持たないアニメなので、そのピークを見せてしまった7話を如何に超えるかを、このアニメの最終回の焦点として観てたのだが、そこはメドレーと大量に時間を裂く事で解決。まぁ考えてみればそれしか方法が無いのだが、そのボリュームでとりあえず満足させてくれた・・・かな。 いい加減なハッピーエンドはまさに吉野脚、歌とCGで誤魔化す実態の無い勢いはまさに河森作品、とまさに二人のコラボな出来。細分化した市場が生み出したのか、学園や三角関係といった設定・シチュエーションは、もはやドラマを作る装置では無く、それ単体で客を呼ぶ快楽装置として存在しているのが今のアニメなのかも。2クールという期間、作品と共に主人公のアルトを追って観て来て、成長等何かを積み上げたようには全く見えなかった事に、そんな感想を持ちましたよ。

    マクロスF 最終話 - babittoのアニメ日記
    castle
    castle 2008/09/27
    「細分化した市場が生み出したのか、学園や三角関係といった設定・シチュエーションは、もはやドラマを作る装置では無く、それ単体で客を呼ぶ快楽装置として存在しているのが今のアニメなのかも」ああ、それは感じる
  • 2008-09-20 - babittoのアニメ日記 ストライクウィッチーズ 最終話

    自ら設定したハードルをクリアしての暫定的な最終回。そういった意味では、終盤の突入シーンなど作画の気合も十分で盛り上がったのだが、ネウロイの状況など、なし崩し的に解決していく流れはちょっと付いていけなかったなぁ。ここまでキレイにまとめなくても良かったような。 えーまとめとして、「パンツじゃないから」の言葉が象徴的だったかのように、全体に漂うどこか言い訳がましい作風が、どうにも最後まで馴染めずに終わってしまった印象だ。 箱庭感とでも云ったらいいのか、そんなノリじゃないからと、都合の悪い部分はいつでも切り捨てられる中で、いくら戦争やそこでの成長を描いても、そこにはリアリティの欠片も無く、ただの擬似的な快楽装置のようだったな。 即物的な反射で成り立ってるかのような作風は、まだ無茶とはわかってもも、その設定や描写に理由や理屈を付けようとする作品の方が、健全で正しい姿だと再確認させられるたような。 春

    2008-09-20 - babittoのアニメ日記 ストライクウィッチーズ 最終話
    castle
    castle 2008/09/20
    「即物的な反射で成り立ってるかのような作風は、まだ無茶とはわかってもも、その設定や描写に理由や理屈を付けようとする作品の方が、健全で正しい姿だと再確認させられるたような」
  • 07年秋新番組(仮) - babittoのアニメ日記

    話題作は、SEEDの後でどういったものを作ってくれるのか楽しみな「ガンダムOO」と、京都アニメ制作で原作人気の高い「クラナド」になるのかな。 後は、倉田英之が参加の「バンブーブレイド」と、TV初監督になる大沼心の「ef」も期待が大きそうな感じ。それに加えて、続編作の「逮捕しちゃうぞ」「シャナ」「ダカーポ2」、最近多い4コマから「スケッチブック」、アカギからまるまるスタッフが移った「カイジ」なんかが続くのかな。 GONZOオリジナルの「ドラゴノーツ」、キャベツに空鍋のスタッフが作る「みなみけ」なんかは、違う意味でも注目作になりそうだなぁ。 <月曜日> バンブーブレード 10/01 TX 25:30~ http://www.bambooblade.jp/pc/ 監督:斎藤久 「ときめきメモリアルOnlyLove(コンテ・演出)」「ガン×ソード(作監)」 シリーズ構成・脚:倉田英之 「ガン×ソ

    07年秋新番組(仮) - babittoのアニメ日記
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