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ブックマーク / business.nikkeibp.co.jp (4)

  • 100年前に描かれた“超ひきこもり男”の悲劇:日経ビジネスオンライン

    高級引きこもり、デ・ゼッサント 『さかしま』は、ジョリス・カルル・ユイスマンスが1884年に出版した、「デカダンスのバイブル」とも呼ばれる奇妙な小説だ。好きな人は猛烈に好きで、一番の愛読書に挙げる。しかし、嫌いな人はその記述にうんざりして、ページをめくる指も止まりがちだと言う。 主要な登場人物は、主人公のデ・ゼッサント、ただひとり。 彼は貴族の末裔。神経質で華奢な独身男。17歳で両親を亡くしたが、さいわい財産はある。 イエズス会の学校で神学やラテン語を学び、卒業後は、貴族から娼婦まで、いろいろな人々と広く深く交際して、遊び尽くし、体には病を心には嫌悪感を持つに至った。 貴族は退屈で、聖職者は偽善的。思想家はアホで、遊び仲間は空虚。女性への情熱さえも、ついには涸れ果てた。だいたい、どいつもこいつも無礼者だし俗物だ。私にとっては大切な思想や芸術を、内心、馬鹿にしていやがる! デ・ゼッサントは結

    100年前に描かれた“超ひきこもり男”の悲劇:日経ビジネスオンライン
    catacomb
    catacomb 2010/01/05
  • ノーベル賞を勘違いした日本人:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 元厚生事務次官連続殺傷事件の犯人とされる、小泉毅容疑者の自首と自供が論議を呼んでいます。そもそもこうした犯行自体、あってはならないものですが、さらに34年前に保健所で殺処分された「家族」である飼い犬の仇討ち、という自供が「犯行動機として弱い」とされているようです。 でも、果たしてそうなのでしょうか? 私はどうしても別の背景を考えてしまいます。それは「情報の生活習慣病」としての「セルフ・マインドコントロール」そして「個人カルトの先鋭化」への一般的な懸念です。 「異常な事件の異常さ」をきちんと考える 警察、検察はもとより、厚生労働大臣の舛添要一さんなどもどうしても、事件を合理的に理解しようとしているようです。彼の職位としてはその立場は堅持されるべ

    ノーベル賞を勘違いした日本人:日経ビジネスオンライン
  • 娘よ、“金持ち父さん”にはならないぞ:日経ビジネスオンライン

    確かに、このは金持ちになるための考え方を示したかもしれない。しかし、日がここ数年の間、手としてきた米国では、ひと握りのスーパーリッチが闊歩する一方、多くの人々は低所得にあえぐ超格差社会に陥っている。現実を目の当たりにした今、“金持ち父さん”に共感できる人はどれだけいるだろうか。 そんな中、人とお金の根的な関係を、温かみのある語り口で解説したが登場した。『会計士の父が娘に贈る32+1の手紙』(新風舎刊)だ。 著者の山田侑(やまだ・ゆう)氏は、大手会計事務所の公認会計士として、上場企業をはじめ、数々のエンターテインメント企業を担当してきたほか、自らもベンチャー企業のCFO(最高財務責任者)、CEO(最高経営責任者)としてIPOに導いた経験も持つ。華やかな世界で大きなマネーディールにかかわってきた山田氏が、父親として自分の娘に向けた形で、お金とのかかわり方についてのメッセージを綴ってい

    娘よ、“金持ち父さん”にはならないぞ:日経ビジネスオンライン
  • 【談話室たけくま】ネットには「落語的」コンテンツが最適? ~蛙男商会(その3):日経ビジネスオンライン

    (その1へ) (その2へ) 個人制作のウェブアニメ(FLASHアニメ)で、テレビ地上波に進出したFROGMAN氏(蛙男商会)。彼は元々、テレビ制作の世界にいた人間。東京を去り、島根でウェブアニメを作り始めた原点には「既存のシステムには、コンテンツの作者に利益を還元する仕組みがビルトインされていない」ことへの疑問があった。彼はDLEと組んで、著作権を制作者側にしっかり保持した形での制作に乗り出す。 竹熊 FROGMANさんは、もとはテレビドラマのアシスタント・プロデューサーだったそうですね。 FROGMAN(以下F) 制作部のスタッフでした。フリーでやっていまして。フジテレビジョンで『北の国から』を。『98 時代』という、岩城滉一さんが死んじゃう回なんですけど。あれの制作、進行みたいな。まあパシリというか(笑)。 竹熊 で、それをいっさい辞めて、結婚して奥さんの実家、島根に行っちゃった。 F

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