ブックマーク / current.ndl.go.jp (6)

  • 4.1. 公立・学校図書館に関わる子どもの情報行動

    節では,公立図書館および学校図書館に関わる子どもの情報行動についての研究を,次の6つに分けて概観する。すなわち,1.利用者研究・調査,2.利用者教育と情報リテラシー教育,3.検索ツール・システム,4.図書館ホームページ,5.電子図書館,6.図書館担当者,である。 なお,研究では「子ども」の範囲を0歳から19歳までとしているが,ここでは,大学生の大学図書館利用に関するものは除外した。 4.1.1. 利用者研究・調査 (1)図書館利用研究と情報利用研究 利用者研究は,1960,70年代に盛んに行われてきた領域で,厳密に言えば,利用者研究・調査(user study / survey)と利用研究・調査(use study / survey)に分けられる。 田村俊作(2001)は「情報利用をめぐる研究」のなかで「図書館利用者調査」と「図書館利用調査」の概念を次のように整理している。「図書館利用

    4.1. 公立・学校図書館に関わる子どもの情報行動
  • CA1798 – 本と出合える空間を目ざして―恵文社一乗寺店の棚づくり― / 堀部篤史

    と出合える空間を目ざして ―恵文社一乗寺店の棚づくり― 恵文社一乗寺店:堀部篤史(ほりべあつし) 「ていうのは生活の糧であり、生き物ですからね、魂を持ってる。」(1) 京都、寺町二条の名店三月書房の店主であり、尊敬する書店人のひとり、宍戸恭一さんの言葉だ。このフレーズには続きがある。は魂を持っており、1冊だけポツンとあっても生き生きとしない。いわゆる大型書店のような判型や著者名順など、機械的なインデックスで並べると死んでしまう、と宍戸さんは語る。この言葉を同人誌『sumus』の創刊号で目にしたときは、私はすでに書店員として恵文社一乗寺店に勤めていたが、それよりもずっと以前から三月書房の棚づくりに影響を受けていた。 中高生の頃、祖父母が経営する蕎麦屋に顔を出して小遣いをもらうと、そのまま三条寺町通りを上がり三月書房へと足繁く通った。当時は青林堂から出版されているような、マイナーコミック

    CA1798 – 本と出合える空間を目ざして―恵文社一乗寺店の棚づくり― / 堀部篤史
  • CA1755 – 研究文献レビュー:学校図書館をめぐる連携と支援:その現状と意義 / 岩崎 れい

    CA1754 – 動向レビュー:英国における公貸権制度の最新動向―「デジタル経済法2010」との関連で / カオリ・リチャーズ 学校図書館をめぐる連携と支援:その現状と意義 1. 学校図書館の充実施策の変遷  稿は、学校図書館と公共図書館の連携および公共図書館による学校図書館への支援についての文献レビューを目的とするものであり、初めに、行政施策の流れを概観することによって、文献の動向が整理できるものと考えている。来は、連携と支援の両者について十分なレビューを行いたいところであるが、実際には連携に関する研究や事例報告は非常に少なく、支援に重点を置く結果となったことをおことわりしておく。 1997年の学校図書館法改正以来、学校図書館の充実のためにいくつかの施策が実施されてきた。財政支援としては、「学校図書館図書整備5か年計画」「新学校図書館図書整備5か年計画」「地域活性化交付金(住民生活に

    CA1755 – 研究文献レビュー:学校図書館をめぐる連携と支援:その現状と意義 / 岩崎 れい
  • 京都女子大学の司書課程で行われた「レファレンスPOP」という試み | カレントアウェアネス・ポータル

    京都女子大学の司書課程で行われた「レファレンスPOP」という試みが同大学図書館の「ライブラリーニュース」No.15(2011年3月発行)で紹介されています。これは、司書課程のレファレンスサービス演習で行われたもので、受講生にレファレンスブックの特徴を小型カードで紹介する“POP”を作成してもらい、実際に図書館に展示したというものだそうです。展示期間に投票を実施したところ、「実際にを手に取ってみたくなったPOP」の第1位は『完訳 世界文学にみる架空地名大事典』だったそうで、POPに書かれた「ムーミン谷がどこにあるか知っていますか?」のような質問調のメッセージにはレファレンスブックへの興味を高める効果があることが分かったとされています。 ライブラリーニュース, No.15 (p.14~17に「レファレンスPOP:これからは見える図書館」という記事あり) http://www.kyoto-wu

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  • 岡山県立図書館の録音図書サービスが対象者拡大で利用が増加(記事紹介)

    2012年2月3日付けのMSN産経ニュースで岡山県立図書館の録音図書サービスが取り上げられています。活字による読書が難しい視覚障害者等のために作られた録音図書の利用対象を、2011年9月から高齢者や病気等で読書が困難な利用者へも広げたところ利用が急増しており、2011年度の貸出冊数は2010年度の3倍になる見込みとのことです。9月に再生機器25台を購入したそうですが、予約待ちの状態が続いたため12月に10台を追加購入したとされています。同館では2万冊以上の録音図書が利用できるそうです。なお、このような利用者範囲の拡大は、2009年に成立し2010年1月1日から施行された著作権法の改正(第37条第3項)によって可能となったものです。 「耳で聴く図書」利用者急増 県立図書館 岡山(MSN産経ニュース 2012/2/3付けニュース) http://sankei.jp.msn.com/region

    岡山県立図書館の録音図書サービスが対象者拡大で利用が増加(記事紹介)
  • 学生の試験勉強のために公共図書館を24時間開館(スペイン)

    2011年1月12日付けのスペイン各紙によると、スペイン・マドリード市当局が、学生の試験期間にあわせて、2011年1月14日から2月14日まで、市内の公共図書館12館の開館時間を延長すると発表したようです。12館のうち5館は、毎日朝9時から夜1時までの開館で、残りの7館は毎日24時間開館するとのことです。過去数年間行われてきた同様の取組みで多くの反響があったことが、事業継続の背景にあるようで、2010年に行われた3回の開館時間延長期間中に、169,738人の学生が利用したのことです。 Siete bibliotecas públicas abrirán 24 horas en el periodo de exámenes (2011/1/12付け el Mundoの記事) http://www.elmundo.es/elmundo/2011/01/12/madrid/1294843236.

    学生の試験勉強のために公共図書館を24時間開館(スペイン)
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