「めしっ、めしー」「しるっ、しるー」と叫びながらおかわりが続く=青森県佐井村牛滝 飯や汁をひたすら食べ続ける奇習「おこもり」が15日夜、青森県佐井村牛滝の神社であった。社殿の囲炉裏端に集まったのは集落の男たち約30人。一年の無事に感謝し、大漁を願う北の漁村の伝統行事だ。 椀(わん)に盛られるのは、ご飯、豆腐のすまし汁、ゼンマイの辛子和(あ)え、たくわんの4品。「まま食えー」「汁飲めー」と給仕役が叫び、車座になった男たちが一気にかき込む。「めしっ、めしー」「しるっ、しるー」と箸で椀をたたいておかわりを催促し、社殿に絶叫と笑い声が飛び交う。 昔、大きなクジラが港をふさぎ、漁ができなくなった。村人が神社にこもって願掛けし、クジラを退散させたのがいわれともされる。食べ物のありがたさを腹いっぱいに詰め込んで、「おこもり」は夜通し続いた。 地区総代の坂井一尚さん(53)は「魚価も安く、漁師には
奈良県警吉野署は17日、盗み目的で川上村の工事現場事務所に侵入したとして、和歌山県九度山町丹生川、無職野田豪紀容疑者(34)を窃盗未遂容疑で逮捕し、自宅から約100足の地下足袋など10品約150点を押収したと発表した。 野田容疑者は調べに対し、「においをかぐために盗んだ」などと供述しているという。 発表によると、野田容疑者は12日午後4時頃、同村の現場事務所に盗み目的で侵入した疑い。通行人に目撃され、何も盗まず逃走、13日に逮捕された。 県警が16日、野田容疑者の自宅を家宅捜索したところ、盗品とみられる地下足袋をはじめ、パソコンやデジタルカメラ、編み上げ靴2足などがあった。 野田容疑者は、地下足袋をビニール袋に4、5足ずつ入れて保管していたという。「20件ほど盗んだ」などと話しており、同署は余罪を調べている。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く