サイバー攻撃でロシア人訴追 徳島の町立病院も標的か―米 2023年05月17日22時11分配信 米司法省=ワシントン(EPA時事) 【ワシントン時事】米司法省は16日、身代金目的でデータを暗号化する不正プログラム「ランサムウエア」を使い、警察当局などにサイバー攻撃を仕掛けたとして、ロシア国籍のミハイル・マトベエフ容疑者(30)を訴追したと発表した。財務省は容疑者を制裁対象に指定。米国内の資産が凍結される。 最恐ウイルス「エモテット」猛威◆再燃の裏側とロシアの影【時事ドットコム取材班】 米政府の発表によると、マトベエフ容疑者はランサムウエア「ロックビット」の開発や使用に関与した「中心人物」。ロックビットは2021年10月に起きた徳島県つるぎ町立半田病院を標的にしたサイバー攻撃にも使われており、関連が疑われる。 容疑者は遅くとも20年以降、ロックビットなど3種のランサムウエアを使い、ワシントン