インフルエンザ関連脳炎/脳症の発生率はどれくらいかを検討した、オーストラリアからの報告をご紹介します。 ■ インフルエンザの流行期に、小児科医はインフルエンザ脳炎/脳症に注意を払う必要性がでてきます。医学が進歩しても、その予後が決して良くないからです。 ■ その発生率や臨床像を3シーズンにわたって調査した、オーストラリアの報告をご紹介いたします。 Britton PN, et al. The Spectrum and Burden of Influenza-Associated Neurological Disease in Children: Combined Encephalitis and Influenza Sentinel Site Surveillance From Australia, 2013–2015. Clinical Infectious Diseases 2017;