不思議な場面から始まるこの動画、実は主役は少女ではなく、クルマの「窓」である。端的にテーマを表すならば「ウィンドウの未来」とでも言えるだろうか。カーウィンドウがそう遠くない将来に実装しそうなコミュケーション機能を、様々な切り口で見せていく作品だ。 別のシーン。少女がウィンドウの隅に触れると、「Distance」というボタンが現れる。軽く押すと、窓越しの建物や人までの距離が示される。さらに違う場面では、窓から見える様々な建物に「House」「Roof」といったラベルが張られていく。それらに触れると、音声でラベルの解説が流れ出す、といった具合だ。 クルマの未来というと、自動運転といった技術や、外観デザインといった点に関心が向かいがちだ。そんな中にあって、「ウィンドウを通じたコミュニケーション」というクルマの乗車体験に焦点を当てたこの動画は、従来のスペック中心の発想とは一線を画する。 このコンセ