北朝鮮の弾道ミサイル発射を伝えるニュースが流れる街頭テレビ(15日午前9時21分、東京・有楽町で)=松田賢一撮影 北朝鮮の弾道ミサイル発射や核実験で緊張が高まる中、核ミサイルの衝撃にも耐えられるシェルターや、放射性物質などを排除する空気浄化装置への関心が高まっている。 取扱業者には注文が相次ぎ、一部では品薄状態になっている。 地下核シェルターを作っている織部精機製作所(神戸市)では、3月以降、企業や個人からの問い合わせが殺到。厚さ30センチを超えるコンクリート製の壁や鋼鉄の扉で囲まれたシェルターは一定程度の核攻撃の衝撃にも耐えられるとされ、2000万円以上もするが、現在、全国10か所以上で建設が進められている。完成まで約4か月かかるため、約180万円する空気浄化装置を先に購入するケースも目立つ。 同様の空気浄化装置をイスラエルから輸入、販売するシェルタープランニング(大阪市)では、昨年2件