楽天は4日、小坂誠内野手(37)が今季限りで現役を引退すると発表した。楽天の2軍コーチに就任する見通し。 小坂は宮城・柴田高からJR東日本東北を経て1997年にロッテ入団。走攻守がそろった内野手として活躍し、同年56盗塁をマークして新人王に輝き、その後盗塁王を2度獲得。2006年に巨人へ移籍し、09年から楽天でプレー。今季は終盤の7試合に途中出場しただけで、来季の戦力構想から外れていた。通算成績は1371試合で1069安打、打率2割5分1厘、279盗塁。 小坂は「(身長167センチの)この体でどこまでできるのか挑戦してきたが、(ファンの)要求に見合う結果を残せなくなり、退く決断をした。現役最後に仙台でプレーができた。心より感謝したい」とコメントした。 【関連記事】 【特集】楽天、創設5年目の躍進 【特集】巨人に移った男たち〜落合、清原、ペタジーニ、工藤、ローズ、小久保〜 【特