オカシイはオモシロイ――ARは“マッドネス”で広めよう!:郷好文の“うふふ”マーケティング(1/3 ページ) 著者プロフィール:郷 好文 マーケティング・リサーチ、新規事業の開発、海外駐在を経て、1999年~2008年までコンサルティングファームにてマネジメント・コンサルタントとして、事業戦略・マーケティング戦略など多数のプロジェクトに参画。2009年9月、株式会社ことばを設立。12月、異能のコンサルティング集団アンサー・コンサルティングLLPの設立とともに参画。コンサルタント・エッセイストの仕事に加えて、クリエイター支援・創作品販売の「utte(うって)」事業、ギャラリー&スペース「アートマルシェ神田」の運営に携わる。著書に『顧客視点の成長シナリオ』(ファーストプレス)など、印刷業界誌『プリバリ[印]』で「マーケティング価値校」を連載中。中小企業診断士。ブログ「cotoba」 スマートフ
AR CommonsはARの産業化や普及について話し合う任意団体。運営は、慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科の岩渕潤子教授(写真)をはじめ、ARサービス関係者をはじめとした会員らが支えている ITを駆使して現実環境に情報を重ね合わせるAR(拡張現実)は、2009年ごろからスマートフォン向けサービスが複数登場したことをきっかけに注目を集めている。日本ではベンチャー企業の頓智ドットが開発したアプリ「セカイカメラ」がブームを牽引。KDDIがauケータイ向けに「セカイカメラZOOM(実空間透視ケータイ)」を発表し、NTTドコモも冬モデルのPRIMEシリーズ全機種でAR機能に対応することを明かすなど、今後もさまざまな進展が予想される分野だ。 一方で、モバイルARの技術やサービスはまだまだ成熟しておらず、利用者を継続的に得るには乗り越えるべき課題がある。7月28日にAR Commons、内田洋行
「セカイカメラ」を開発した頓智・の井口尊仁氏(左)、「実空間透視ケータイ」を開発したKDDI研究所の小林亜令氏(右)。井口氏が持っているアクリル板は「完全に透明な『セカイカメラ専用モバイル』のモックアップ」とのこと iPadの発売や、SIMフリー化に向けての動きが出るなど、大きな話題に押され、埋もれがちなニュースがある。KDDIがスマートフォン向けの人気アプリケーション「セカイカメラ」を開発する頓智・と協同し、新たなサービスを生みだそうとしているのだ。 セカイカメラは拡張現実技術(AR)を使ったアプリ。GPSで現実空間とつながった仮想空間上に好きな言葉や写真などを投稿し、ケータイのカメラを通じ「投稿したものを現実空間に『置いてある』ように眺める」というものだ(関連記事)。 KDDIは今回、自社のAndroidケータイ用のセカイカメラをリリースするとともに、スマートフォンではない「普通のケー
12月2日、頓智・(とんちどっと)がiPhone向け拡張現実(AR)サービス「セカイカメラ」の次期バージョン“2.0”や企業との取り組みを紹介する「Sekai Camera SUKIYAKI 2009 Tokyo」を開催した。新バージョンでは、ユーザー同士がコミュニケーションするための機能を大幅に強化(詳細記事)。さらに世界7言語、77カ国に対応し、アプリが正式に国境を越えることが発表された(詳細記事)。App Storeのリリースは「近日中」とのことだが、新バージョンの世界展開が「12月中を目処に」行われる予定なので、年内には配信が開始されるはずだ。 セカイカメラは「本質的な部分を提供できていない」 「本当にできるのか」といぶかしむ声も出る中、セカイカメラは2009年9月24日にデビューし、ユーザーは“街中にエアタグが浮かぶ”世界を体験した。都心では街一帯がエアタグで埋め尽くされる地域も
Android開発者コミュニティ「日本Androidの会」が2009年12月21日に開催した「日本Androidの会2009年12月のイベント」で、Android端末上で動くAR(Augmented Reality 、拡張現実)アプリケーションのデモを含む発表が4件行われた。すでにiPhoneの上で提供中で注目を集める「セカイカメラ」のAndroid版のデモもあった。ソースコードをオープンソースとして公開するアプリも2件ある。Android搭載スマートフォンによるAR活用の適用範囲が広がりつつあることが感じられた。 2次元バーコードを使うカジュアルなARソフト 写真1●塚田翔也氏(フリーランス)が発表した「Feel Sketch Browser」。塚田氏は、2008年度下期の未踏プロジェクト「音声認識Webアクセスツール「Puppy」の開発」のチーフクリエータを務めた経歴を持つ フリーラン
“This completes the transition to Apple silicon,” Senior Vice President of Hardware Engineering John Ternus noted during last week’s WWDC keynote. Apple never promised the process would happen o
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く