「あなたの企業のパーパス(存在意義)は何ですか?」 そんな問いがビジネスの現場で交わされるようになったのは、必然の流れでしょう。 SDGs(持続可能な開発目標)採択を契機として、企業の環境、社会、ガバナンスの取り組みレベルを重視するESG投資額は、世界全体で直近2年間に34%増加。サステナビリティブランドに多くお金をかけても良いと考える消費者は、66%にまで上ります(参照:Global Sustainable Investment Review/Nielsen Global Sustainability Report)。 自社の利益のためだけに価値を創造するビジネスは終わりを迎え、社会全体に対してどのような価値を創造できるのかを、企業は問われているのです。 そんな利他の時代に、ForbesやBBC、ニューヨーク・タイムズなど世界のメディアから取材が殺到し、予約を取るのも困難な日本人起業家の