アメリカの首都、ワシントンの地下鉄のトンネル内に煙が充満し、緊急停止した車両に取り残されるなどした乗客80人以上が病院に運ばれ、このうち1人が死亡し、NTSB=国家運輸安全委員会が煙の発生した原因などを調べています。 アメリカの首都ワシントンを走る地下鉄で、12日午後、6つの路線のうちのイエローラインと呼ばれる路線で、列車がワシントン南部のランファン・プラザ駅を出発し50メートルほど進んだところでトンネル内に煙が充満し始めたため緊急停止しました。 ワシントンの消防などによりますと、現場に駆けつけた救急隊が、車両に取り残された乗客やランファン・プラザ駅のホームにいた客らを避難させたということですが、80人以上が煙を吸い込むなどして病院に運ばれ、このうち女性1人が死亡したということです。 煙が充満したランファン・プラザ駅は、ワシントンを走る6つの地下鉄の路線のうち5つが乗り入れる大規模な駅で、