母親の生活保護受給に関する次長課長の河本準一の謝罪会見を受け、問題追及の急先鋒だった自民党の片山さつき参院議員(53)が25日、国会内で記者団の取材に応じた。片山氏は、河本に求めていた〔1〕会見を開き、自分の言葉で説明せよ〔2〕受給金返金の意思表示-という2点が満たされたことを評価したが、今後も党として“不正受給”につながるような抜け道を封鎖する姿勢を明確にした。(サンケイスポーツ) 一部のテレビ局で生中継された河本の記者会見をじっくり見ていたのだろう。正午過ぎから取材に応じた片山氏は、率直な感想を口にした。 「河本さんが、弁護士とすごく打ち合わせをしてから会見をしたという印象。『認識がなかった』と何度も言っていましたね。さらに『無知だった』『不注意だった』と…。これが本当なら、ペナルティーをしなくていいケースかもしれない。また、返納の意思表示は大きいと思います」