豊洲市場(東京・江東)で土壌汚染対策の盛り土が行われなかった問題で、東京都の中西充副知事が引責辞任する意向であることが24日、わかった。都はこの問題で歴代幹部20人近くを最大20%減給とする懲戒処分の方針を決めた。中西氏は同市場の実施設計時の中央卸売市場長で、処分対象の1人。副知事の辞任や幹部の減給で責任を明確にする。豊洲市場の建設では、2011年8月に、建物下に盛り土をせず、地下空間を建設す
会場見直し案に不快感=「東京大会の価値傷つける」-IOC副会長 東京都の都政改革本部調査チームが2020年東京五輪・パラリンピックの開催費用削減のため3会場の計画見直しを提言したことを受け、国際オリンピック委員会(IOC)で東京五輪調整委員長を務めるコーツ副会長が都に対して不快感を示したことが30日、関係者の話で分かった。 コーツ氏は大会組織委の武藤敏郎事務総長、東京都の山本隆副知事と30日にテレビ会議を開いた。宮城県の既存施設への変更が提案されたボートとカヌーについては選手村の分村が避けられないことから、コーツ氏は強く反対したという。IOCは人種や国籍を超えて交流できる選手村を平和の象徴として大切にしており、関係者によると、コーツ氏は「五輪の理念に反し、東京大会の価値を大きく傷つける」と話した。 コーツ氏はボートとカヌーの会場「海の森水上競技場」について、大会後も残るレガシー(遺産)
東京都が築地市場(中央区)からの移転を延期した豊洲市場(江東区)で、土壌汚染対策の盛り土が行われていなかった主要施設の地下空間の底面にたまっている水に関し、都が雨水と推測していることが14日、分かった。 揺らぐ「安全な新市場」=地下水漏れの可能性-築地移転延期、長期化も・東京都 ただ、「地下水ではないか」との指摘もあることから、都は水質を分析するとともに浸入経路を調べる方針だ。 都によると、水たまりが確認されたのは地下空間のある5棟のうち、水産卸売場と水産仲卸売場、青果の3棟。それぞれ1センチから数センチ、たまっているという。担当者は「外構工事がまだ終わっていない部分があり、そこから浸水したのではないか」とみている。 これに対し、豊洲市場の土壌問題を調べてきた畑明郎元日本環境学会長は、地下水が漏れ出ている可能性を指摘。「地下水に含まれる有害物質のベンゼンなどが揮発し、建物内に浸入する
築地市場の移転先となる豊洲市場で、都が土壌汚染対策として実施したと説明していた盛り土が一部行われていなかった問題に関して都庁で関係者に指示を出す東京都の小池百合子知事(中央) =12日午前、東京都新宿区の東京都庁(福島範和撮影) 東京都が築地市場(中央区)の移転先の豊洲市場(江東区)で土壌汚染対策の「盛り土」を主要施設下で実施していなかった問題は、小池百合子知事が12日の幹部会議で調査を指示し、実態解明が始まった。専門家の提言と食い違う対策を独断で進めた「決定プロセス」や、誤った広報を続けた「情報公開」の背景に何があるのか。小池氏主導の調査では、2020年東京五輪・パラリンピックに向け移転の作業を急いだ可能性もあるとみて事実確認が行われる。 「建物建設地 土壌 (1)2メートルまでの土壌を掘削し、入れ換え。(2)さらに上部に2・5メートルの盛り土」 平成20年7月、都庁第1本庁舎5階大会議
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く