3年にわたって世界を大きく翻弄してきたパンデミックが落ち着きを見せ、世界が少しずつ動き始めています。 コロナウイルスと共にあった3年間は、多くの人にとって変化に直面した時間でした。職場環境がリモート中心へと変化し、あらゆる分野のデジタル化が一気に加速しました。簡単に移動できない状況に置かれた中で、「自分はこれからどうしようか?」「これからどうなりたいのか?」と考え直した方も多かったのではないでしょうか。 突然起きる変化を体感すると、私たちの世界は予想以上に不確実であることを痛感します。未来がさらに予想しにくくなる中で、私たちに必要なのは「今」を問い直すことではないかと思います。 2023年3月8日(水)、産総研デザインスクール主催で「Designing for alternative futures~今を問い直し、新たな未来を創る」を開催しました。最終回となる今回のテーマは「問いのデザイン