Risk Free Rate(リスク・フリー・レート)の略称で、銀行の信用リスク等を反映しないリスク・フリーに近い金利のこと。 金融安定理事会(FSB、Financial Stability Board)は、LIBORの不正操作事件を受けて2014年7月に「主要な金利指標の改革」と題する報告書を公表。既存の金利指標である銀行間金利(LIBOR・EURIBOR・TIBOR等、総称IBORs)の信頼性低下に伴い、IBORsの改革とともに、それらの代替指標となる銀行のクレジット・リスク等を反映しない「RFR」の構築を提言した。これを受けて主要通貨ではRFRの特定が行われており、日本円では2016年12月に無担保コールオーバーナイト物金利(TONA、Tokyo OverNight Average rate)がRFRとして特定された。