汎用成形機で2色成形が可能に、キヤノンが自社開発の射出装置で新たなニーズ発掘:FAインタビュー(1/3 ページ) キヤノンモールドは独自開発の小型射出装置と汎用成形機を組み合わせた2色成形システムを開発。2023年からキヤノングループの工場で同システムを量産に投入し、今後は外部に向けて販売もしていくという。開発担当者らに話を聞いた。 キヤノンモールドは独自開発の小型射出装置と汎用成形機を組み合わせた2色成形システムを開発。2023年からキヤノングループの工場で同システムを量産に投入している他、今後は外部に向けて販売もしていく。開発に当たってはキヤノングループとしての強みも生かされたという。開発担当者らに話を聞いた。 製品の高機能化や組み立て工数削減に貢献する2色成形 キヤノンモールドはもともとイガリ金型製作所として東京都葛飾区で創立し、1978年に茨城県笠間市に移転した。2004年にキヤノ