全8戦中、半分の4戦を終了した2016年のレッドブル・エアレース。いよいよ8月13日・14日、イギリスのアスコット競馬場で開催される第5戦から、年間チャンピオンの行方を決める後半戦へと突入します。 レースに使われている飛行機は、共通のエンジンとプロペラを使用し、その部分の改造は許されていません。しかし、それ以外の部分については改造が可能。これにより、各パイロットは愛機に様々な改造を施しているのですが、それぞれのアプローチに違いがあり、わずか2機種(エッジ540、MXS-R)にもかかわらず、スタイリングのバリエーションは豊富です。 ここでレッドブル・エアレースをより楽しめるよう、第3戦・千葉大会時点での状態をもとに、代表的な改造のポイントと、その特徴についていくつかご紹介しましょう。