NTTコミュニケーションズなどは、食卓に並んだ料理の写真を同社のサーバーに送信すると、自動的にカロリーを計算するシステムを開発した。 携帯電話の全地球測位システム(GPS)を使って、持ち主の移動距離から消費カロリーを算出する仕組みなどと組み合わせ、健康増進サービスとして来年1月から実証実験に入り、将来の商用化を目指す。 自動計算のシステムは、携帯電話やデジタルカメラで撮影した写真の色合いなどから、食べ物と食べ物以外を検出する。さらに、ご飯やおかずなど食べ物の種別を判別しながら、データベースに登録された写真からよく似ている食べ物を探し出し、推定カロリー値を算出する仕組みだ。利用者が疑問を感じた場合には、修正を加えることもできる。