賃貸物件をはじめとする不動産のオーナーを対象に、賃貸経営に関する情報提供をテーマとしたエイブル主催のイベント「全国賃貸オーナーズフェスタ 」。キーパーズ有限会社の吉田太一氏が登壇したセッション「『日本初の遺品整理屋が見た、急増する事故物件』 超高齢化社会における賃貸経営のリスク対策」では、吉田氏の実体験やデータに基づいて、賃貸経営における大きなリスクとなる“事故物件”について、大家が知っておくべき準備や対処法について語りました。 不動産神話の崩壊と負動産の増加 吉田太一氏:うちは不動産会社も別にやっているのでよくわかるんですけど、全然売れない物件というのが、どんどん増えています。人口減少により空き家問題が何の対策も立てられないままこれから激増ししてしまう事は間違いなく、需要と供給のバランスが逆転した今から不動産の価値は劇的に値下がりしていくことになるのです。今や、不動産は「負動産」になって