米調査会社Net Applicationsのデータによると、米MicrosoftのWebブラウザー「Internet Explorer(IE)」と「Edge」は2017年5月も凋落が続いたという。 同月の推計ユーザーシェア(世界のパソコン利用者のうちで各ブラウザーを使っている人の割合)は、IEとEdgeを合わせて23.2%で、前月より1ポイント近く下がった。 この下げ幅は、2017年1月以降で最大だ。2016年と同じように両ブラウザーが再び急降下していく兆しかもしれない。両ブラウザーは2016年に、年始時点の半分近い22ポイント以上のユーザーシェアを失い、米Googleの「Chrome」に首位の座を明け渡した。 Microsoftが抱えている問題は、2015年半ばから続いているもので、2つの要因がある。1つは、レガシー扱いに格下げとなったIEの減少が続いていること。これは、Windows