日本食研ホールディングス(本社・愛媛県今治市富田新港)が、今治市クリエイティブヒルズの今治新都市で2018年から建設中だった「シェーンブルン宮殿工場」が完成、稼働した。オーストリア・ウィーンにある世界遺産「シェーンブルン宮殿」を模しており、同市富田新港の「KO宮殿工場」に次ぐ宮殿工場。 地上6階建て、延べ床面積約4万2000平方メートル。約250億円の初期投資で建設し、液体ブレンド調味料、レトルト食品などを最大年5万トン生産する。従業員はグループ企業を含め約500人。 同じくウィーンの「ベルベデーレ宮殿」を模したKO宮殿工場と同様、見学者を受け入れる予定で、見学開始時期は同社のホームページで広報する。【松倉展人】