日本では、勤勉な人が褒められる。「努力じゃない、結果主義だ」なんていう意見もちらほら耳にすることもあるけど、それでもやはり日本では圧倒的に「頑張った人」や「努力した人」が讃えられ、労少なくして成功した人間に対する風当たりは強い。年配の方なんかに言わせると、汗水たらして働いてこそ「仕事」であり、Web系のビジネスなんかは「虚業」認定を受け、そういう分野でお金を稼いでも、まともな「仕事」をしている人だとみなされなかったりする。 勤勉で、努力を怠らない人は確かに立派だ。尊敬に値するとは思う。ただ、「勤勉」こそが絶対的な正義であり、勤勉じゃない人は人間のクズで、何ら社会の役に立たない、という見方には賛成しかねる。むしろ、これからは「勤勉」よりも「怠惰」が重要になってくる、と僕自身は思っている。 僕が「怠惰」を重要視するのは、それが効率化やイノベーションの源泉になりうると信じているからだ。「かったる
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く