佐川 宣寿(さがわ のぶひさ、1957年[1]11月6日[2] - )は、日本の財務官僚。第48代国税庁長官[3]。森友学園に関する決裁文書が改竄された当時の財務省理財局長を務めた。2018年3月2日に朝日新聞が公文書書き換えの疑いをスクープすると[4]、その7日後に国税庁長官を辞任し、財務省を退官した[5]。 経歴[編集] 福島県平市(現・いわき市)出身。平市立平第一小学校、いわき市立平第一中学校で学ぶ[6]。同平第一中学校3年の時、父を亡くした。その後、東京都内の中学校に転校した[7]。 1973年、日比谷、三田、九段高校の都立高校学校群第11群を受験。九段高校に進学した際には、3人の兄が学費を負担してくれた[8]。1976年、同校卒業。2浪して東京大学文科二類に入学[7][9]。専門課程では、経済学部に進学し、農業経済学を専攻する[10]。 1982年3月、東京大学経済学部卒業。同年