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ブックマーク / tumada.medium.com (7)

  • 技術の二次影響と社会の未来を語ること、それがスタートアップのチャンスを生む

    スタートアップのアイデアは考えるのではなく気付くものであり、そして気付くためには未来に欠けているものを探すことだ、というのは Paul Graham の弁です。 そうした未来の想像の仕方の一つとして、主要なテクノロジが引き起こす社会の変化を想像してみる、特にその技術の二次影響、三次影響の予兆に気付こうとする、というやり方があるかもしれません。 過去を振り返ってみても、一つの発明が思ってもみなかったところまで影響した例がありました。Steven Johnson はそうした例を『How We Got to Now』で挙げています。 (例1)活版印刷が顕微鏡を生むグーテンベルクの活版印刷の発明は印刷業界を生みました。出版は識字率を上げ、聖書以外のや知識をも流通させ、人々の文化を大きく変えるに留まったわけではありません。 書籍の普及は読書習慣を生みました。そこで自分の遠視に気付いた人達に眼鏡の需

    技術の二次影響と社会の未来を語ること、それがスタートアップのチャンスを生む
    chrl-ohya
    chrl-ohya 2017/04/23
  • 論理的思考、デザイン思考、そしてスタートアップ思考の時代へ

    新書『逆説のスタートアップ思考』が明日 3/8 に Amazon 他の書店で発売されます。この記事はその書籍を読む前後に読んでもらえると、の内容の見通しがよくなるのではないかと思います。 さて、タイトルの中にある「スタートアップ思考」は、Peter Thiel の Zero to One 第一章『僕たちは未来を創ることができるか』の最後の見出しから取ってきたものです。 ここで言うスタートアップ思考とは一体何なのでしょうか。私の現在の理解の範囲では、「自分の頭で考える」「自分の意志を持つ」「自分で決める」ということで、まとめてしまえば非常に凡庸なものかな、と思っています。 ただこれは、スタートアップ的な考え方を持つ創業者や投資家が、起業家志望の相談に乗っているときに 「で、君だけのユニークな洞察は何?」「で、君はどうしたいの?」といった、個人の意志や考えを確認してくることが多いことに符合し

    論理的思考、デザイン思考、そしてスタートアップ思考の時代へ
    chrl-ohya
    chrl-ohya 2017/03/08
    読みたいのにkindleで出てなくて、kindleじゃないと宗教的理由で読めなくてつらい。
  • 「冷静に考えてスタートアップを始めたほうが得」な理由と、その流通の必要性

    起業を他人に勧めるとき、「世界を変えよう」「世界一になろう」「好きなことで生きていこう」「破壊しよう」「リスクを取れ」といったような意気盛んなレトリックを使われることも多いように見えます。 こうした言説が流通するのは創業者自身にリスクを取った自己を肯定するバイアスがかかるせいかもしれません。あるいはスタートアップという選択肢に気づいてもらうためのポジショントークなのかもしれないので、そうしたキャッチーな言説にも必要性はあると認識しています。 ただ、個人的にはそうした精神論は苦手なことが多いです。また、話す相手によっては「意識が高い」と受け止められて、こうした精神論による説得が有効ではないどころか悪影響を与える場合も多いと感じています。 なので、そういう人たちのためにも、精神論だけではない「スタートアップを始める”合理的な”理由」がもっと流通しても良いのではないかと思います。そうすることでこ

    「冷静に考えてスタートアップを始めたほうが得」な理由と、その流通の必要性
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    chrl-ohya 2017/02/24
  • スタートアップ向きのアイデアかどうかのチェックリスト

    スタートアップをするときは、会社から始めるのではなくアイデアから始めるべきだ、と Y Combinator の Sam Altman は言っています。なので今回はスタートアップ向きのアイデアを考えるときに参考になるであろう質問集を出典付きで以下に挙げていきます。気づいたものがあれば順次追加します。 これらすべての質問に答えられる必要はないと思いますが、思考の整理には役立つのではないかと思います。なお、ここでのアイデアという言葉の中には、Sam Altman と同様、市場や戦略などの意味も含ませています。ではどうぞ。 アイデア1. 悪いように見えて、実は良いアイデアですか (Sam Altman) 2. 賛成する人のほとんどいない、自分だけが知っている大切な真実を前提としたアイデアですか (Peter Thiel)、つまり自分しか知らない秘密を使ったアイデアですか (Chris Dixon)

    スタートアップ向きのアイデアかどうかのチェックリスト
  • 成功するスタートアップは一夜にして成功する。ただし、

    「その一夜というのは大抵の場合 1,000 日目から 3,500 日目の間のどこかに起こる」と続きます。これは Startup L. Jackson の言葉です。つまり、たった一夜で成功することはあるが、そこに至るまでには長い時間がかかるということです。 もちろん Instagram のようにローンチ一日目で 25,000、一週間で 100,000 登録を獲得するサービスもあります。Y Combinator のThe Process が示すように、ローンチ後に TechCrunch に取り上げられて一晩だけ注目を集めることに成功することもあるでしょう。 http://www.slideshare.net/takaumada/throw-away-your-marketing-rally-in-the-sales-and-customer-supportしかし多くの会社やサービスや発明は「悲

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    chrl-ohya
    chrl-ohya 2017/02/24
  • スタートアップはモメンタムによって生き延びる

    “Startup survives on momentum” (スタートアップはモメンタムによって生き延びる) とは Y Combinator の Sam Altman による、MIT の講演での発言です(日語版要約)。ここでのモメンタムは「勢い」と訳せるでしょうか。 Sam は Y Combinator で数百ものスタートアップを観てきた経験則として、繰り返しモメンタムの重要性に触れています。たとえば、 「モメンタムと成長はスタートアップの生命源だ」「自分がスタートアップに伝える数少ない命令のうちの一つは、絶対に会社のモメンタムを失うな、ということ」「進捗(新機能、顧客、売上のマイルストン、パートナーシップ等)をドラムビートのように刻み続けろ」「成長とモメンタムが優れた実行の鍵だ」などです。特に Stanford の授業で使っていた下記の一枚は象徴的です。 http://startup

    スタートアップはモメンタムによって生き延びる
    chrl-ohya
    chrl-ohya 2017/02/24
  • アンチ・リーンスタートアップという選択肢

    40 億円以上の資金調達をした、AI パーソナルアシスタントを開発するx.ai が、自分たちは技術的な挑戦があり長期の開発が必要な「アンチリーン」なスタートアップである、という記事を出しています。 彼らはリーンスタートアップ的な方法論が、AI のような研究開発を必要とするスタートアップには不向きだと主張して、スタートアップの領域を、 リーンスタートアップアンチリーンスタートアップ(AIセキュリティなど)ムーンショット(SpaceX や 23andMe など、1960年代の月面着陸ほど難しく、何が可能かを再定義するような事業)と 3 つに分け、アンチリーンなスタートアップは、リーンとムーンショットの両極端の中間であり、三ヶ月のアクセラレーター期間中では解決できないような、長期的な戦略に根ざした製品開発が必要だと主張しています。

    アンチ・リーンスタートアップという選択肢
    chrl-ohya
    chrl-ohya 2017/02/24
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