アニメーター・演出家 平松禎史のブログ。なのにアニメの話があまりありませんが、日々思うことを気まぐれに綴っております。 tempo_primo@mac.com 最近よく言われているのがレイアウトについてのあれこれで。 美術設定をCGでどんな角度からでも描画可能にした状態で作っておいて、レイアウトではそれを希望のアングル・サイズでプリントアウトすれば楽だよね。と。 確かにそうだ。 実際「ウィッチハンター・ロビン」ではレイアウトだけでなく美術そのものがCGだったものもあった。 難しい造形物を正確に描くのに人の手は適していない。 CGを使えば狂いなく、狙った画面が早くに手に入るのでは?ということ。 だが実際に使ってみるとそう簡単にはいかない。 CGはウソをついてくれないからだ。 例えばモデリングした室内の物の位置はレイアウト(画面)上で自由に動かせないと困る。 実写でも良くあるように、画面の納ま