ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の社長兼グループCEOに就任した平井一夫氏に話を聞いた。ご存じのようにSCEは創業者でもある久夛良木健氏が6月にグループCEOを退き、新しい経営体制の元でPLAYSTATION 3(PS3)の普及、そしてコンピュータを用いたエンターテイメントビジネスの開拓を進めることになった。 その平井氏に、今のSCE、そしてこれからのSCEについて質問してみた。 筆者が平井氏を初めて見たのは、E3におけるSCEのプレスカンファレンスだった。当初は流暢な英語で製品や戦略について語る同氏の漢字名がわからず、広報にメールで日本語での表記を質問するメールを投げた記憶がある。 ソニーミュージックに入社するまで、子供の頃から米国と日本を行き来しながら育ったという平井氏が日本語をしゃべったところを聞いたのは、実はつい先日、Playstation Premire 2007
週明けコラムです。こんばんは。 少し前までは「PS3 vs Wii」という話題だったゲーム機業界ですが、 今では「取り上げられるWii」と「取り上げられないPS3」という なんともいえない状況に変わってきています。 数の上ではPS3の出荷はどんどん積みあがっています。 Wiiの100万台に対して、PS3は50万台 という出荷数を聞けば「えっ?」と思う方も多いでしょう。 「Wiiの半分『も』出ているの?」と思わず聞き返してしまうほど、 私たちの耳には 「PS3で楽しく遊んだ体験談」 が聞こえてきません。 出荷台数は黙々と積みあがっているものの、エンドユーザの中に於ける WiiとPS3の 「位置付け」 の差は、それ以上に大きなものになっていると 想像しています。iPodとウォークマンのように。DSLiteとPSPのように。 どうして劣勢側が全部Sonyなのだというツッコミはナシの方向で。 こう
任天堂の「ニンテンドーDS」に続いて、2006年12月2日に発売した新型家庭用ゲーム機「Wii(ウィー)」は絶好調だ。家電量販店では品切れが続き、現在では入荷を熱望するファンも大勢いるようだ。一方、同時期に発売された次世代ゲーム機「プレイステーション3(PS3)」だが、こちらは発売当初こそ引く手あまただったものの、最近はどこの家電量販店でも在庫があるという、「売れ残り」状態が続いている。はては任天堂社長から「PS3は眼中にない」発言まで飛び出し、PS3の「トホホな情報」はネット上でも話題になっている。 インターネット調査会社マクロミルが2006年12月18日に発表した「次世代ゲーム機に関する調査」の結果では、任天堂社のWiiは、購入済みを含む「購入意向」が37% で、次世代ゲーム機のなかではトップ。PS3は購入・予約済みを含む「購入意向」は24%で、「Wii」に大きく水をあけられた。 PS
Wii、PS3、Xboxといった次世代ゲーム機の全世界での売上がグラフ化されており、さらに日本、アメリカ、その他の地域ではどれぐらい売れているのか?といった内訳も見ることができます。 現段階では全世界レベルではXbox360が790万台、Wiiが354万台、PS3が121万台となっています。日本国内での内訳を見ると、Wiiが104万台、PS3が48万台、Xbox360が30万台となっています。 詳細は以下の通り。 Videogame Charts http://www.vgcharts.org/ この結果をいろいろなグラフ形式にしたのが以下のページにあり、ブログなどに埋め込むためのコードも提供されていますので、売上グラフを表示させることも可能です。 Next Gen Wars! 日本の各週の売上ランキングもあります。 Japanese Chart for Week Ending これらのデ
●見えにくいゲーム機の真のコスト 「PLAYSTATION 3(PS3)」「Wii」「Xbox 360」と、3台のゲーム機が出揃った。3社三様の戦略から、それぞれ異なる路線と設計思想を取った3機種。日本では、PS3が、製造上の問題から初期出荷の数量が限られたことや、価格戦略のふらつき、ローンチタイトルの不揃い、日本でのゲームコンソール市場の不調などの悪条件が重なり、PS3バッシングに近い状況となっている。 なかでも、PS3の不安材料として挙げられているのは、高い製造コストだ。PS3が、現在の高価格でも膨れ上がってしまった製造コストでは逆ざやになっていることが不鮮明材料としてしばしば取り上げられる。予想を超えたコストが、ソニー・コンピューターエンタテインメント(SCEI)の戦略を束縛しているという見方だ。 一方、Wiiについては、推定の製造コスト試算が低く、現在の価格でも採算が取れていると見
■後藤弘茂のWeekly海外ニュース■ 久夛良木健氏が語る、PlayStation 3とCellの正体 次世代PlayStationの開発を進めるソニー・コンピューターエンタテインメント(SCEI)。同社の顔である久夛良木健氏(ソニー副社長/ソニー・コンピュータエンタテインメント社長兼CEO)に、PlayStation 3とCellコンピューティングについて伺った。 ●Cellコンピューティングの中に溶けるPS3 [Q] PlayStation 3(PS3)というハードもフォーマットもないと以前語っていたが。 [久夛良木氏] PS3というノミナル(基準)、プラットフォームはある。 本当は論理的にはなくてもいいんだけど、それ(固定されたプラットフォームをなくすこと)をやっちゃうと1カ月に1回CPUパワーを高めたり、レンダリングパイプを増やしたりという話になってしまう(笑)。それは望ましくな
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く