北朝鮮による拉致被害者は日本政府認定だけでも17名。最初の被害者、久米裕さんが拉致されて47年が経過しようとしている。拉致問題の風化を防ぐ必要性を改めて問う。
内村航平が現役を引退した。 世界選手権6連覇、そしてオリンピック2連覇。世界最高の体操選手と称された“王者”は、私たちに多くの言葉を残してくれた。 「可能性は作れるもの」 「自分のプライドはいらない」 「練習でできないことは、絶対に試合ではできない」 みずからと向き合い続け、苦しみ、それでも体操を信じて進んできた内村。 その言葉は、取材する側の心もつかみ、時に自分に置き換えたときにハッとさせられた。その言葉には、スポーツを越えて私たちの背中を押してくれる「力」があると感じている。 苦難の道「可能性は作るもの」 2016年のリオデジャネイロオリンピックで個人総合2連覇を達成した内村。しかし、その後は苦難の連続だった。 慢性的な肩の痛みなど、体のあちらこちらにほころびが出たのだ。 勝ち続けてきた王者が、自分のパフォーマンスができなくなる現実と向き合う日々。苦しみ、悩み、葛藤する中でも、内村は次
朝日新聞社(c)この記事の写真をすべて見る コロナ禍で国民に寄り添い、「祝う」を「記念」に変えたことで注目された天皇陛下の東京五輪の開会宣言。実は、気づく人はほとんどいなかったが、陛下はJOCの誤訳を、人目につかぬよう訂正していたのだ。平成の天皇陛下の侍従として、記者会見の英訳を担当していた多賀敏行元チュニジア大使が、令和の天皇が見せた「元首の器」を語る。 【写真】あわや尻もちをつく雅子さまを陛下がナイスアシスト * * * 東京五輪の開会式のあと、天皇陛下の宣言とJOCが五輪憲章で公表する和訳を見比べていた元チュニジア大使の多賀敏行・大阪学院大学教授は、あることに気づいた。 「7月23日に天皇陛下が述べた開会式の宣言は、JOCの誤訳を、さり気なく訂正なさっている」 そもそも開会宣言は、仏語と英語でかかれた五輪憲章の原文に明記されている。日本オリンピック委員会(JOC)によって和訳され
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