Australian War Memorialより、国鉄の操重車(ソ31,広島駅常備)でセンチュリオン戦車を吊り上げ中。当時、中国・四国地方に駐留していたイギリス連邦占領軍が装備していたもの。ソ30形の吊り上げ能力は最大65t、センチュリオンは50t余の筈である。 ソ31で吊り上げ中のセンチュリオン戦車(Australian War Memorialより) 同上(Australian War Memorialより) 1953年1月20日、場所は"Hiro"とあるので、広海軍工廠のあった広島県呉市の広だろう。シキ100に積んで"Haramura"に運ぶらしいが、広島の原村演習場であろうか。 シキ100形は80tまで搭載可能だが、車両限界は大丈夫だったのだろうか。見たところ貨車からはさほどはみ出していないようだが、センチュリオンの全幅は3.4mほどある筈で、若干超過するように思う。 シキ100