英ロンドンのダウニング街10番地、首相官邸前に座る猫のラリー(2019年9月2日撮影)。(c)Tolga AKMEN / AFP 【2月14日 AFP】英首相官邸に住む猫のラリー(Larry)は、英政界の中心的存在として10年間にわたってロンドンのダウニング街(Downing Street)10番地に君臨し、今や昼寝をするその姿は生ける伝説となっている。 これまで3人の英首相に仕えてきたキジトラのラリーは2011年2月15日、4歳のときにロンドンの動物保護施設「バタシー・ドッグズ&キャッツ・ホーム(Battersea Dogs and Cats Home)」からダウニング街10番地にやって来た。英首相官邸公式サイトの経歴によると、ネズミ取りのうまさで選ばれた。 ラリーは英首相官邸初の「ネズミ捕り長官」の称号も持っている。だが、ラリーの就任後、初代の首相だったデービッド・キャメロン(Davi