企画の原案は『未来少年コナン』などを制作した宮崎駿監督であったが採用されず、宮崎はそれをスタジオジブリのアニメ映画『天空の城ラピュタ』として作品化した。しかし元の企画そのものはNHKに残され、後に本作となった。『天空の城ラピュタ』を連想させる設定(謎の青い石や超古代文明の存在など)があるのはこのためである。製作はNHKとグループ・タックで、ガイナックスがアニメ制作にあたった。また、テレビ放送のダイジェストに新作部分を加えた映画も製作された。この劇場版もガイナックスによるアニメ製作だが、予算を使い果たしてなお完成させることができず、残りをグループ・タックが作成した。この時の借金が返済されるのは『新世紀エヴァンゲリオン』以降になる。 当時、映画やOVA、パソコン用アダルトソフト『電脳学園』の開発などにより、コアなファン層にのみ知られたガイナックスが、放送用にNHKのアニメを作る事でより広範囲に