仮想通貨(ビットコイン)がトレード商品として画期的なのは、API経由で簡単に自動売買できるところ。 仮想通貨の魅力とはなんでしょう?バカみたいな値上がり?ブロックチェーンの将来性? まあ、それもあるでしょうけど、投機・トレードやマネーゲームの商品としてみたときに、一番画期的だと思うのは取引所が標準でAPIを公開している点だと私は思います。 だいたいの取引所は公開してますよね。例えばZaifだと、↓こんなやつ。 これは革命的!。従来の株式・先物・FXなどの投資商品では証券会社とかがAPIを公開しているケースは非常にレアでした。なので、自動売買するには色々と工夫が必要だったわけです。 一方、仮想通貨業界はAPIが標準装備。bitFlyerなんてwrapper(pybitflyerというライブラリ)も用意されてるので、Pythonならpip installだけですぐに簡単に自動売買システムの開発
Golang と Blockchain 技術の勉強に、こちら の記事を参考にして Bitcoin の SPV Wallet を Golang で実装してみました。 github.com 結構雑ですが、とりあえず以下のことができます。 Bitcoin Address の生成 UTXOをかき集めて残高を計算 UTXOをかき集めて指定したBitcoin Addressに送金 実用には耐えませんが簡単なSPV Walletの一通りの機能は実装できたかなと思います (そんなことなくてエラーハンドリングが雑だったりP2Pノードとしての役目を放棄してたり、取得するmerkleblockをハードコードした高さより高いblockのみ取得するようになってたりする) 参考 実装の際には主に @lotz氏のこちらの記事を参考に実装しました(ほとんど氏の実装をGolangに移植しただけw + 計算したUTXOを使っ
Bitcoinはもはや説明する必要がないくらいメジャーな存在になりました。その価格は2017/12/12現在で日本円にして200万円を超えており1、技術的な知識を持っていない一般の人でも気軽に手に入れることができるようになりました。技術的な視点からみるとBitcoinそのものというよりもその基礎技術であるブロックチェーンが革命的なものであり単純な仮想通貨にとどまらない応用の可能性を秘めています。例えばEthereumはブロックチェーン上にプログラム(スマートコントラクト)をデプロイして実行できる環境であり、今年の12月にはCryptoKittiesというEthereumブロックチェーン上に実装されたゲームが大人気になりました。Lightning NetworkやPlasmaなどなど技術的な話題に尽きないのが盛り上がりを見せるブロックチェーン界隈の面白いところでありますが、今回はそのブロック
Medium上で人気だった、「発明から10年もたったのに、誰もブロックチェーンを有効活用できていない」 という仮想通貨の記事を連投ツイート形式で翻訳したところ、大きな反響があったのでブログにまとめました。 (翻訳にあたって原文の著者であるKai Stinchcombeさんの了解を得ています)。 ツイート (iPhoneなどで閲覧されている場合、ツイートをタップすればツイッターアプリが開きます。そちらのほうが読みやすいかもしれません) 先週公開され、既にMedium上で2万4千回いいねされた仮想通貨の記事をゆるく翻訳します。 題名「発明から10年もたったのに、誰もブロックチェーンを有効活用できていない」 冒頭「仮想通貨には大量の資金と労力が投下されたが、まともな使い道は通貨投機と違法取引だけだ」https://t.co/QxjdjlJj9a pic.twitter.com/w9GNAHhmw
bitcoin.co.jpで以前公開されていたpdfを、webでも気軽に読めるように下記へ転載致しました。2014/09/15現在、bitcoin.co.jpにはアクセス出来ず、ビットコインに関する正式な情報はbitcoin.orgに掲載されるようです。 ビットコインに関する論文が始めて公開されたのは、2009年であり、原論文はこちらで公開されています。英語で原論文を読みたい方はこちらをご参照下さい。 Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System 以下、論文です。 ビットコイン:P2P 電子マネーシステム 中本 哲史 satoshi@gmx.com http://www.bitcoin.co.jp 概要 純粋なP2P電子マネーによって、金融機関を通さない甲乙間の直接的オンライン取引が可能になる。電子署名は問題の一部を解決するが、依然信用できる
この記事はNIFTY Advent Calendar 2017の24日目の記事です。 昨日は@megane42さんのNeo4j を駆使して格ゲーに勝つという記事でした。 1 はじめに 1.1 モチベーション 普段はネットワークとかインフラ寄りのエンジニアをしているニフティ4年目の@licht110です。 今回は完全に趣味でやっていることの話で、この記事を書いたモチベーションは以下の通りです。 ブロックチェーンを調べているうちに仮想通貨の取引にハマった 機械学習・深層学習を学ぶことによるスキルアップ 仮想通貨で大儲けして遊んで暮らしたいなどとは微塵も思っていませんよ。 ※この記事を参考にして行った仮想通貨の取引によって生じた損害またトラブルについては一切の責任を負いかねます。 1.2 この記事で取り扱う内容 仮想通貨取引所のAPIを使って価格データを取得する kerasとscikitlear
はじめに この記事は Ethereum Advent Calendar 2017 の参加記事です。12月22日(金)の担当です。 ぼくは大学生だった2006年頃に「Web 2.0」の熱気にモロにあてられ、以降約10年間ほど広大な Web の世界を旅することを趣味としながら、Web アプリケーション開発をメインのお仕事として生計を立てて今日まで暮らしました。そんな自分が2017年に新しく興味を持つことになった Ethereum について、Web アプリケーション開発者向けの文章を書いてみようと思います。 書くにあたってのモチベーションは、こんな感じでしょうか。 ここまでに自分が学んだことを、この機会に整理しておきたい 自分のまわりにたくさんいる Web 方面の人々と Ethereum のおもしろさを共有したい それでなくとも、これを読んでいるみなさんは今年「FinTech」という言葉をたくさ
AKAGAMI @kanakagami1978 さんがロジックを公開していたので検証してみました。 最終ツイートがてら、botのコアロジックを公開しておく。いなごFlyerの直近20秒のBuy/SellボリュームをPhantomJSでスクレイピング。BuyVolが強ければロング、SellVolが強ければショート、Buy/Sell反転した時が利確、兼、損切りっていうシンプルロジック。価格は一切見ていない。見ているのはVolだけ。 https://t.co/IgJ0txcN7c — AKAGAMI (@kanakagami1978) 2017年11月30日 非常にシンプルですね。 簡単に書かれていますがコレだけの条件ではないと考えています。 私以外にも検証した方がいました。 akaGAMI氏のコピーbot、昨日の昼過ぎから回し始めて夜からパフォーマンス劣化したので賞味期限切れたかな、と思ってい
本記事はU-TOKYO AP Advent Calendar 2017の17日目です. はじめに 年の瀬が近づき何かと出費がかさむ季節になりましたね. 財布の中も真冬です. 実は2ヶ月ほど前から年越しに備えて仮想通貨で資産運用をしています. 他の資産運用と比べたときの仮想通貨取引のメリットは「少額でも大きな利益を得るチャンスがあること」と「24時間365日取引ができること」でしょうか. ということで, その時に自動取引についていろいろと試行錯誤をしたので, 勉強したことをまとめて記事にしたいと思います. 具体的には, PythonでbitFlyerのAPIを叩いてチャートを描画し, 決められたアルゴリズムに従って自動でビットコインの売買をする, という一連の流れを紹介します. ごく簡単な紹介にとどめるので, その先は各々で試して自分なりのやり方を考えてほしいです. *僕は仮想通貨に関しても
タイトル ビットコインとか勉強会#13 - connpass (2017.12.11) cryptocurrency.connpass.com 主催 「暗号通貨読書会/勉強会」運営委員会 会場 株式会社 LIFULL 〒102-0083 東京都千代田区麹町 1-4-4 8F Twitter twitter.com 全体の感想など 「ビットコインとか勉強会」の参加はこれで 5回目です。 *1, *2, *3, *4 最近はブロックチェーンの本を読んだりインターネットや Twitter で情報と集めたりしていろいろ勉強をしていて、仮想通貨やブロックチェーンの勉強会に行っても昔と比べて理解度が上がっていると思っていたのですが、「insight」や「electrumx」などのサーバサイドプロダクトの存在は初めて知りました。まだまだアンテナの張り方が足りないようですね。 もう少し話を聞きたかったので
初めに皆さんこんにちは、ぷらする(@plusl_BTC)です。 リアルでは大学の学祭の真っ最中ですが、ちまちまと合間を見つけてこの記事を書いています。 さて、最近BTCFX界隈ではBotを作ろうという動きが盛んですね。 おそらく、漢 a.k.a GAMI さんに影響されたという方も多いと思います。 自動売買スキャルbot、13日目。証拠金160,000円=>293,000円。日次+83%。過去最高レベルに綺麗な利益曲線。24時間無停止。放っておくだけ。2日ごとに2倍になるALTをHODLしてる感覚。約530回/日のトレード。利益+250円/トレード。過去最大効率。効率が高ければ手数料が導入されても生き残れる。9勝4敗。 pic.twitter.com/j6TBn7ZMLT— 漢 a.k.a. GAMI (@kanakagami1978) 2017年11月14日 私も漏れず、一連のツイートを
Node.js+TypeScript環境に移植 以前の投稿で紹介したビットコイン自動裁定取引システムをNode.jsに移行しました。 R2 Bitcoin Arbitrager https://github.com/bitrinjani/r2 移行した理由は以下の2つです。 Windows以外のOSのサポート (Mac OS, Linux) 別の投稿で紹介した可視化Web UIとの統合(未実装) 数千行のC#をTypeScript/JavaScriptへ書き換えることは、言語仕様のみならず、ランタイムの非同期処理の違いなど予想以上に学ぶことが多く、それは別の投稿で紹介したいと思います。 インストール方法 1) Node.js 8.5以降をインストール 2) リポジトリをクローン
bitcoinのシステムトレードをいろいろしているが、 エンジニアとして楽しいのはOHLC求めてテクニカル指標出して、あたりまでで、実際の売り買いとなるとそんなに結果が出なかったりするので、 またすぐに改良と称して最初の部分から作りなおしてしまっている。 ブログを書き始めた頃のものをversion6とよんでいるが、 マルチマーケット、マルチカレンシー対応、レンジバー対応したものがversion7、 Elasticsearchと機械学習を取り入れたものが現在のversion8となっている。 対応したマーケットは、bitFlyer、Zaif, coincheckだ。BITPointはこれからになる。 version8はまだ開発中で、データがある程度溜まってから 売買を行うモジュールtraderを実装することにしている。 現在、データ取得はbitFlyerがpubnubを使っていて、Node.j
こんにちは、新規事業開発室のエンジニアの高橋(@__timakin__)です。 今回はDevFest Tokyo 2017というイベントに登壇者として行ってきました。 「golang.tokyo」枠で参加してきまして、一応Go関連の話をするということだったのですが、Goのコードの話はせず、Goを使っているブロックチェーン関連のプロジェクトの話をしました。 発表について スライドは以下です。 Blockchain on Go from Seiji Takahashi www.slideshare.net 発表の冒頭でブロックチェーンそもそもの概要を説明して、そのあとBlockchainとGoの関係について話す、という流れでした。 ブロックチェーンの概要部分について 個人的にはHyperledgerというのが好きなのですが、やはりEthereumが界隈では推されているんでしょうか。 極力その場
(2017年6月時点において)ここしばらくでのブロックチェーン技術の盛り上がりには圧倒される一方で、いざ、その技術的な実装内容について調べると共に、期待と現実との間での若干のギャップにとまどうところもあります。この記事ではそうした(個人的な)とまどいの内容を、「ブロックチェーン技術の有望性」という命題を軸とする形で、簡単な解説を交えつつ共有させていただきます。 (本記事の筆者と同じく)「熱狂の只中にあるブロックチェーン技術に飛びついて良いものか?」と自問されている各位にとっての参考としていただければ幸いです。 本記事のまとめ ブロックチェーン技術の一義的な効用はビジネスネットワークへの参加者の「信用」を補完することである。そのため、既に十分な「信用」を獲得している主体によるブロックチェーン技術活用の余地には疑問符が付く。 ブロックチェーン技術の活用余地を拡大するにあたっては、ブロックチェー
こないだ「邦訳の刊行が期待される洋書を紹介しまくることにする(2016年版)」で、ビットコイン/ブロックチェーン本の邦訳が未だ出ていないと書いた。のだが、その後 id:ryozo18 さんに、『Mastering Bitcoin』は既に九カ国語に翻訳されており、その中に日本語訳(リンク先 PDF ファイル)もあることを教えていただいた。 間違った情報を書いてしまい申し訳ありませんでした。それにしても翻訳が全文ネット公開できるのは、原文が CC BY-SA ライセンスだったからやね。 日本語訳は今井崇也氏が翻訳リーダーを務めて完成されたみたい。 Mastering Bitcoin: Unlocking Digital Cryptocurrencies 作者: Andreas M. Antonopoulos出版社/メーカー: O'Reilly Media発売日: 2014/12/20メディア:
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く