Airflow v2のリリースブログに"Massive Scheduler performance improvements"とあるように、Airflow v2ではスケジューラの性能が大幅に強化されています。 キューに入ったタスクが開始するまで、Airflow v1.10.14では最長で5分ほどかかっていたのですが、v2.1.4に上げたところ数秒に短縮され、全体的なDAG実行時間を短縮することができました。 また、Cloud Composerを構成するコンポーネントのバージョンが全体的に新しくなったことで、それぞれに関連する既知の脆弱性に対応できたことも、バージョンアップによる恩恵のひとつです。 Cloud Composerは、AirflowやGoogle Kubernetes Engine、Google Cloud SQL、そして多くのPyPIパッケージの組み合わせで構成されています。