親プロセスがwaitで子の終了ステータスを取得しない間、子プロセスはゾンビ状態となります。しかし処理によっては、いつ終了するか分からない子プロセスのために、親プロセスは毎回wait状態で待つわけにいかない場合もあります。そこで子の終了をシグナルで親プロセスに知らせるという手法があります。struct sigaction saに子プロセスからの終了シグナルをハンドルすることで実現しています。 親プロセスが子プロセスのそのシグナルを無視するか、ハンドラーにSIG_IGNを設定することで、子プロセスをゾンビ状態にしないことができ、子プロセスが呼び出したexit関数内からタスク構造体を解放することができるようです。 ・補足 waitで待つ場合、子のタスク構造体は親が呼び出したwait内から解放されます。 ゾンビ作成サンプル #include <sys/types.h> #include <unis