経済産業省は20日、インターネット交流サイト(SNS)を通じて発信された言葉から、景気の動向を判断する指標を開発する方針を明らかにした。 1週間程度の短期間で集めたデータを指標化して2〜3日後に公表し、景気判断に活用するのが目的。2016年度予算の概算要求に関連予算を盛り込み、同年度中の公表開始を目指す。 ツイッターなどのSNSには、毎日大量の言葉が書き込まれている。同省はサイトの運営事業者から、こうした言葉を集積したデータの提供を受ける。景気の改善・悪化局面で特徴的に使われる言葉を分析して指標化の方法を確立する。データ収集では、個人情報保護に十分配慮する。