データ活用を武器にポストクッキー時代を切り拓く 高瀬:御社はパブリックDMP事業を展開されていますが、昨今の法整備やWebブラウザの仕様変更に伴うプライバシー規制は、現時点で御社のビジネスにどのような影響を与えているか、もしくは今後どういった影響があるかをお聞きしたいです。 簗島:一般的に弊社は、クッキーだけに過度に依存していてこれから絶望的なのではないか、と思われがちな会社です。確かに、クッキーを使ったターゲティング広告領域であるパブリックDMP事業がメインではありますが、最近だと「データを活用した最適化」であればさまざまな領域でサービスを提供しています。例えばIPアドレスを使ったBtoBのサービスや、他にも弊社が取得しているデータはいろいろとあるので、これらデータを活用した広告アカウントの自動設計や最適化など、実はクッキーに依存しないデータを活用した事業もかなり増えてきています。 今後