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ブックマーク / gendai.media (14)

  • 自閉症者が人類社会に「不可欠」である理由 〜実は障害ではない!(正高 信男)

    自閉症スペクトラムと呼ばれているような障害は、実は障害でない。生物としての人類のバリエーション(変異)のひとつである。 自閉症スペクトラムは、来は人類の、生息環境に対する適応の一つのあり方だというのが、稿で紹介するニューロダイバーシテイ(脳多様性)という考え方にほかならない。 なぜ自閉症はこれほど多いのか 自閉症スペクトラムというものの実態は、(1)対人関係とりわけコミュニケーションが不得手で、(2)興味・関心の幅が著しく限られていたり、こだわりが激しいという二点を特徴とする。つまり、いわゆるオタク的傾向が顕著な発達「障害」として、一般にもよく知られるようになってきた。 この「障害」はおおよそ、遺伝的要因によって生ずると考えるのが定説となっている。発症率はどんなに少なく見積もっても1~2%。25人に1人と主張する研究者もいる。この値は、ほかのたいていの遺伝的障害に比べて極端に大きい(通

    自閉症者が人類社会に「不可欠」である理由 〜実は障害ではない!(正高 信男)
  • 人間の世界は「鈍感な人」をベースにつくられすぎじゃないか(坂口 恭平) @gendai_biz

    大地震から1年。被災した坂口恭平は、周囲のパニックを見ながら、少しだけ安心感を覚えたという。いったいどういうことか? そして、平穏な日常生活こそが「地震」であるというナゾの言葉の真意とは? あなたの目に映る日常と非日常をクルッと反転させる「新政府総理大臣談話」第2回。 (*第1回「ときどき死にたくなるあなたへ」はこちら gendai.ismedia.jp/articles/-/51458) 地震で覚えた「安心感」 地震のとき、僕は少しだけ安心感があった。なぜなら、みんなパニックになっていたからだ。 いつもは落ち着いているも、になった僕をなだめてくれる友人も、僕の躁の激しさにあきれ果てている母親でさえ、みんなおろおろしたり、突然、興奮状態になったりしていた。 逆に僕はこういう天変地異や危機的状態のときは落ち着くのである。 統合失調症や躁病の遺伝子が太古からずっと生き残っているのは

    人間の世界は「鈍感な人」をベースにつくられすぎじゃないか(坂口 恭平) @gendai_biz
    cmd08
    cmd08 2017/04/15
  • 「大人の発達障害さん」であるお妻様と「脳が壊れた」僕の18年間(鈴木 大介) @gendai_biz

    41歳で脳梗塞で倒れたものの、懸命なリハビリの末に見事現場復帰したルポライターの鈴木大介さん。鈴木さんが高次脳障害を受容するまでの行程を描いた記事は大反響を呼びました(こちらからお読みいただけます)。 そんな鈴木さんが、待望の新連載をスタート! 主役は、鈴木さんの闘病生活を支えた「お様」。鈴木さんと「家事力ゼロな大人の発達障害さん」だった「お様」が悪戦苦闘しつつ、「超動けるお様」になるまでの笑いあり、涙ありの日々を毎週お届けします。 15時16分、お様起床 フリーランスの執筆業なので、自宅2階の寝室隣が、職場という名の仕事部屋。特に打ち合わせや取材などで外出予定がなければ、朝7時の起床後に1階茶の間に降りて軽く掃除だけやって、すぐに仕事部屋にこもる。 誰に管理されているわけでもないが、1日の理想のスケジュールは、軽をとりつつも15時ぐらいまで集中して、1日のタスクの大半をこなして

    「大人の発達障害さん」であるお妻様と「脳が壊れた」僕の18年間(鈴木 大介) @gendai_biz
  • 美女4000人に30億円を貢いだ「紀州のドンファン」の壮絶人生(野崎 幸助) @gendai_biz

    昨年2月末、当時交際していた27歳の女性に自宅から6000万円相当の金品を盗まれ、話題を呼んだ「和歌山の資産家」を覚えているだろうか。「いい女を抱くために、私は金持ちになった」と豪語し、これまで4000人の美女に30億円をつぎこんだという野崎幸助氏。 この事件をきっかけに、「その真相と、これまでの生涯をまとめたい」と著した『紀州のドン・ファン~美女4000人に30億円を貢いだ男 』が発売され、話題となっている。 前代未聞、というほかない「男の一代記」。なぜ野崎氏はこれほどの資産家になれたのか、なぜそこまで女性に執着するのか…破天荒な人生を告白している(amazonはこちらから) 14歳で童貞を捨ててから今日まで、まったく性欲が衰えることがないという野崎氏。その破天荒な女性遍歴やCAの口説き方を赤裸々に綴った書は、まさに唯一無二の「男の一代記」。このの中から、「交際クラブ」をきっかけに、

    美女4000人に30億円を貢いだ「紀州のドンファン」の壮絶人生(野崎 幸助) @gendai_biz
    cmd08
    cmd08 2017/01/11
  • 私はこうして「美女4000人」に30億円をつぎ込んだ〜実名告白 相手には有名人も!(週刊現代) @gendai_biz

    私はこうして「美女4000人」に30億円をつぎ込んだ〜実名告白 相手には有名人も! 平成のドンファン、大いに語る カネでセックスをして何が悪い。セックスのために俺はカネを稼いでいる——。これほどきっぱりと言い切る男がいただろうか。清々しいほど女好きな和歌山の大金持ちが、己の生き様を語り尽くす。 セックス料は1回40万円 14歳で筆おろしをしてもらってから、60年。これまでに私が関係を持った女性は、4000人以上にのぼります。 先月に75歳になりましたが、今も定期的に会っている女性は4~5人いて、1日3回、必ずセックスをしている。 一度に支払うお手当、つまりセックス料は40万~50万円。これは過去に関係を持った女性についても同様です。計算したことはありませんが、これまでにセックスに使ったカネは、30億円をくだらないでしょう。 現在の私の年収は軽く億を超えていますが、名誉欲や物欲は一切ありませ

    私はこうして「美女4000人」に30億円をつぎ込んだ〜実名告白 相手には有名人も!(週刊現代) @gendai_biz
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    cmd08 2016/05/06
  • 「失敗は成功のもと」は科学的に正しかった!(池谷 裕二) @gendai_biz

    トレーニングの初期が重要 ――先生は今回、どのような研究をされたのですか? 池谷 14匹のマウスに、迷路を解かせる実験をしました。スタートからエサのあるゴールまで7つの経路がある迷路で、マウスがどの経路を選ぶかを調べたのです(図1)。 その結果、すべてのマウスが最短経路(図1の赤線)を見つけることができたのですが、最短経路を見つけるまでにかかったトレーニングの日数は、3~18日とマウスによって差がありました。 実際にマウスを迷路に置いたときの動画が、こちら(下)です。トレーニング1日目のマウスは、いろいろな道を通って、行ったりきたりしながら、ようやくゴールにたどり着いています。

    「失敗は成功のもと」は科学的に正しかった!(池谷 裕二) @gendai_biz
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    cmd08 2016/03/25
  • 女性装の東大教授が見つけた「新しい家族」のカタチ(小野 美由紀) @gendai_biz

    の戦後社会を構築したシステム「立場主義」と、軍隊流の「ホモマゾ社会」が日の男たちを苦しめていることに気づき(第1回はこちら)、女性装を通じてそれから離脱した(第2回はこちら)東大教授・安冨歩(52)。 彼(彼女)は、現在の日では未だに当然のことと見なされている「結婚」や「家」といった社会制度についても疑問を提起し、「これまでどおりの家族の形を無理に維持しようとする事は、現代においてはむしろ<反社会的>ではないか」と鋭く切り込む。 私たちが「ありのままに」生き、心地よい人間関係を築くために、追究するべき家族の形とは、一体どのようなものなのだろう? 結婚の絶対視が、人を歪ませる? 「日の“家”制度なんて、とっくの昔に崩壊しているんだよ。明治維新で構築した徴兵制がその最大の原因。家単位の動員を否定して、個人単位にしてしまったから。 さらに、高度経済成長で家制度は息の根を止められた。それ

    女性装の東大教授が見つけた「新しい家族」のカタチ(小野 美由紀) @gendai_biz
  • なぜ日本の男は苦しいのか? 女性装の東大教授が明かす、この国の「病理の正体」(小野 美由紀) @gendai_biz

    東大教授なんて、高い高い断崖絶壁の上を走るレールを、ひたすら一人で登り続けているようなもの。レールを太くて頑丈にすればするほど、どんどんそこから外れることができなくなる。“レール”って、何のことか分かる? それは、『男らしくあれ』っていう強迫観念。東大教授の大半は男だからね」 そう語るのは、東京大学東洋文化研究所の教授・安冨歩(52)だ。 身体的には男性だが、普段からスカートやワンピースなどの女性の装いをし、テレビ番組や講演会にもその姿で出演する。2014年10月、マツコデラックスの番組「アウト×デラックス」(フジテレビ系)にて「女性装の東大教授」として取り上げられ大きな話題を呼んだ。 装いのみから注目を集めているのではない。気鋭の経済学者としても注目を浴びている。 特に3.11の原発事故後に出版された『原発危機と「東大話法」―傍観者の論理・欺瞞の言語』(2012年1月出版)では、原発事

    なぜ日本の男は苦しいのか? 女性装の東大教授が明かす、この国の「病理の正体」(小野 美由紀) @gendai_biz
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    cmd08 2016/03/09
  • なぜ能力の低い人ほど自分を「過大評価」するのか(池谷 裕二)

    「自分は平均以上」と勘違い 先日電車に乗っていたら、隣に中学生くらいの女の子が座っていました。かわいい子だったので、手元のスマートフォンを操作している振りをしながら、横目でチラチラと見ていました。 すると、あろうことか、彼女は席を立ってしまいました。 ジロジロ見過ぎてしまったことを反省しましたが、しかし、どうやら私の視線が気になって席を立ったわけではないようです。理由はすぐに明らかになりました。「どうぞ」と目の前のお年寄りに席を譲ったのです。 深く恥じ入りました。 気が利く、気が利かないとはなんでしょうか。 彼女は気が利く人です。一方、私は気が利かない人です。これは明らかです。でも、ここで問いたいのです(決して言い訳のためではなく)──気が利かない人は、その時、自分を「なんと気が利かない人間だ」と残念に感じているでしょうか。 きっと感じていないでしょう。なぜなら、そもそもそのお年寄りが困っ

    なぜ能力の低い人ほど自分を「過大評価」するのか(池谷 裕二)
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    cmd08 2016/01/19
  • 「日本の借金1000兆円」はやっぱりウソでした~それどころか…(髙橋 洋一) | マネー現代 | 講談社(1/6)

    鳥越俊太郎氏もダマされていた 先週26日(土曜日)、大阪朝日放送の番組「正義のミカタ」に出た。大阪のニュース情報番組だが、東京とは違って、自由な面白さがある。そこで、「日経済の諸悪の根源はZ」というコーナーをやった。Zとは財務省である。 その中で筆者が強調したのは「借金1000兆円のウソ」である。借金が1000兆円もあるので、増税しないと財政破綻になるという、ほとんどのマスコミが信じている財務省の言い分が正しくないと指摘したのだ。 借金1000兆円、国民一人当たりに直すと800万円になる。みなさん、こんな借金を自分の子や孫に背負わせていいのか。借金を返すためには増税が必要だ。……こんなセリフは誰でも聞いたことがあるだろう。財務省が1980年代の頃から、繰り返してきたものだ。 テレビ番組は時間も少ないので、簡単に話した。「借金1000兆円というが、政府内にある資産を考慮すれば500兆円。政

    「日本の借金1000兆円」はやっぱりウソでした~それどころか…(髙橋 洋一) | マネー現代 | 講談社(1/6)
  • 「モノを買わない」先進都市から読み解く、「資本主義の先」の世界の行方(佐藤 慶一) @gendai_biz

    「モノを買わない」先進都市から読み解く、「資主義の先」の世界の行方 編集者・菅付雅信さんが語る『物欲なき世界』 欲しいモノが特別ない世界。シェアという考えが浸透しつつある世界――。はたして、これは消費の飽和なのか、一時的な物欲の減退なのか。欲しいモノがない世界では、どんなことを豊かで、幸せだと感じるようになるのだろうか? 編集者の菅付雅信さんによる著書『物欲なき世界』が11月4日に発売された。インタビューを通じて、ファッション、ライフスタイル、経済、思想、カルチャー……書で編まれた横断的なトピックについて聞いた(文・佐藤慶一/写真・神谷美寛)。 モノではなく「コトやコミュニティを売る」 ――ソーシャルメディアの普及によって誰もが丸裸にされてしまう実情を描いた『中身化する社会』(星海社新書)から2年越しの著書となります。前著とのつながりを教えてください。 菅付:今回の『物欲なき世界』は『

    「モノを買わない」先進都市から読み解く、「資本主義の先」の世界の行方(佐藤 慶一) @gendai_biz
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    cmd08 2015/12/20
  • 遺伝子操作技術、ついに「神」の領域へ! 自由自在に生命の設計図を書き換えられる驚異の技術が実現した(小林 雅一) @gendai_biz

    遺伝子操作技術、ついに「神」の領域へ! 自由自在に生命の設計図を書き換えられる驚異の技術が実現した はたしてこれは人類にとって福音か 世界の生命科学者たちの間で、長らく強い期待と恐怖をもって、その出現が予想されてきた「遺伝子ドライブ(Gene Drive)」技術が(実験室レベルではあるが)ほぼ実現されたようだ。 この技術を使うと、致死的伝染病のような人類共通の敵を撲滅できる一方で、世界の生態系に取り返しのつかないダメージを与える恐れもある。 ●"With This Genetic Engineering Technology, There's No Turning Back" MIT Technology Review, November 23, 2015 「遺伝子ドライブ」とは何か? 遺伝子ドライブとは、「人類にとって都合の悪い遺伝子」を人工的に駆逐する、あるいは逆に「人類にとって都合の

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  • 役所があえて教えない、申請すれば「もらえるお金・戻ってくるお金」(週刊現代) @moneygendai

    確定申告だマイナンバーだと「お上」が宣伝したいことはしつこく広報されるが、役所に行って申請するだけで受けられる補助・助成の数々はあまり知らされていない。知れば得する制度を総ざらい! 税金が「戻ってくる」制度 「税金」と言えば、「払うもの」。そう思うのが、ごく自然な反応だろう。だが、世の中には税金が「戻ってくる」場面も実は、多々ある。 「とくに、いま、制度が目まぐるしく変わっているもののひとつが、『空き家』の取り扱いです」 ファイナンシャル・プランナーの横川由理氏はこう指摘する。少子高齢化の進む現在、国内の空き家率は13.5%とされ、10軒に1軒以上が空き家になっている。 しかも、年間約6・4万戸が新たに空き家となっており、20年後には日の空き家率は40%に達するという試算もある。 「古く耐震性の低い空き家は防災上も問題ですし、治安の観点からも不安視され、社会問題となっていますが、増加の一

    役所があえて教えない、申請すれば「もらえるお金・戻ってくるお金」(週刊現代) @moneygendai
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    cmd08 2015/09/29
  • スクープ 内部資料入手!発表します「損する保険」が分かりました(週刊現代) @gendai_biz

    保険会社は絶対に教えてくれないが、損する保険は確かに存在する。「保障が手厚くて安心」、そんな言葉に乗せられて、保険に入っていないだろうか。極秘資料で明らかになった保険の真実をお伝えする。 利益率の高い保険が判明 今月上旬、某外資系中堅保険会社が代理店各社に配布した資料。ホッチキスで綴じられたA4サイズの用紙には、こう記されている。 〈募集代理店各位「新商品「○○」インセンティブキャンペーンのご案内〉 保険の新商品発売に伴って、半年間、代理店手数料を上乗せするキャンペーンを実施するというもので、内容は次のとおりだ。 通常の代理店手数料は、保険に入った人が支払う保険料の40%だが、キャンペーン期間中はさらに50%の手数料が上乗せされる。つまり、合計手数料は90%。加入者が年に10万円の保険料を支払う商品だとすれば、そのうち9万円ものカネが代理店の収入になるということである。驚くべき、破格の手数

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